6月27日から、恋愛バラエティ番組「バチェロレッテ・ジャパン シーズン3」(Prime Video)が順次配信されている。同番組での、前代未聞の展開が視聴者の間で波紋を呼んでいる。
「『バチェロレッテ』は、高嶺の花である1人の独身女性が主役となり、性格もバックグラウンドも異なる複数の男性たちの中から、結婚相手と“真実の愛”を見つける人気の婚活リアリティショーです。今回、3代目バチェロレッテに選ばれたのは、東大卒で元官僚という華麗な経歴を持ち、空手が黒帯という武井亜樹さんです。そして彼女の元には、医者や実業家など様々なタイプの男性15人が集まりました」(テレビ誌記者)
そんな「バチェロレッテ」シリーズは、1人の魅力的な女性を男性たちが様々なアプローチで奪い合う展開が醍醐味となっている。しかし今シーズンは、全体的に男性の熱量が低いだけでなく、回を重ねるごとに辞退者が続出することに。その際、男性たちは「妹に見えてきた」「本気にさせてほしい」などと、彼女を恋愛のパートナーとして見ることができないと明かし、約3分の1の参加者が去っていったのである。
また、視聴者の間では以前からメイン女性に対し、プライドの高さや警戒心の強さ、そして美人ではあるものの好みの分かれるルックスであることが指摘されており「男性が女性に求めているものは、学歴でも年収でもないことがよくわかった」「やはり森香澄みたいな女性でないとモテないのか」「アラサー婚活の現実を見せられているよう」などと、手厳しい感想もあがることに。
そんな中、最新話ではさらに厳しい状況となり、様々な意見があがっているという。
「番組では各エピソードの最後、バチェロレッテ役の女性が残ってほしい男性にローズを渡し、もらえなかった男性は脱落するというルールになっています。7月4日に配信された最新話では、3人の男性に絞られたものの、そのうちの1人が『ボクにローズを渡さないでほしい』と彼女に伝え、またしても辞退者が出てしまったのです。さらに残りの2人も、“最終的に選ばれたとしても友達からのスタートしかできない”といった発言をしたり、合コン好きをアピールしてあえて自身の印象を下げるなど、暗に自分が最後の1人に選ばれないようにしているかのような言動も目立ちました。それだけに今回、選ばれる側の女性が男性から断られるという前代未聞の状況に対し、視聴者の間では『こんな展開酷すぎるし、亜樹さんが可哀想』『私だったらこんなに辞退者続出した時点で自信喪失して病みそう。それでも彼女はリタイアせず、番組を成り立たせようと頑張ってる素敵な女性だよ』『男性の覚悟が足りないだけなのに、バチェロレッテを非モテ扱いするのやめてほしい!』と、女性への擁護や同情の声が相次いでいます」(前出・テレビ誌記者)
7月11日に最終エピソードが配信される「バチェロレッテ3」。はたして、亜樹さんは人生の伴侶を見つけることができるだろうか。