今年3月28日まで「news zero 」(日本テレビ系)のメインキャスターを務めていたフリーアナウンサーの有働由美子。10月の日曜夜9時からは、自身の冠が入った「有働タイムズ」(テレビ朝日系)がスタートする。
同局の番組初出演となる有働は「究極のエンターテインメントを目指し新しい創造的なニュース・情報番組~というコンセプトでお誘いいただき大変共感してお受けしました。テレビの世界における私自身の歩みの集大成として“日曜夜にこんな番組欲しかった”と思っていただけるよう全力投球で臨みます」とコメントした。
この発表にネット上には「有働アナウンサーは、ニュース番組や報道番組の方が似合っている。楽しみにしております。応援しております」「有働アナはバラエティーより報道系の番組が似合う」「日曜日なので来る総選挙特番は『選挙ステーション』ではなく『選挙タイムズ』になるのかな? 楽しみです」など“ウエルカム”なコメントや「この時間帯は、TBSの『日曜劇場』という強力な裏番組があるから、どうせなら1時間遅くして『Mr.サンデー』(フジテレビ系)を打ち負かしてほしい」との意見もあった。
反して、「news zero 」時代、月曜コメンテーターが櫻井翔だった故に、旧ジャニーズ問題に対する対応が悪かったせいか「櫻井君の危機対応は非常に印象が悪かった。NHKで知名度が上がったのも井ノ原快彦とのコンビだった。旧ジャニーズ系のイメージがあるのはマイナス」と思う人もいるようだ。
「news zero」はコメンテーターに芸能人を多く起用していたことから、新番組で同様の仕立てにならないよう要望する声や、「高いギャラ払うくらいなら、局アナ使いなよ。ニュースなんて情報を知れたらそれだけでいいんだよ」と、フリーの有働を中心に据えること自体を否定する声までみられた。視聴者はストレートにニュースを伝える長尺の報道番組をNHK以外でも見たいと思っているようだ。
ここは、“高いギャラを払う”価値があるほどの「有働の伝える力」集大成に期待したい。