元バレーボール女子代表でタレント・木村沙織の容姿を褒めるコメントが「失礼すぎる」と批判されている女優・土屋太鳳。悪気がないことは明らかだが、過去には「女が嫌いな女」の女優1位に選ばれたこともあるだけに、女性から反感を買ってしまったようだ。
土屋は7月22日放送の「パリ五輪開幕直前!さんま櫻井上田驚きの新事実!五輪名場面 最強金メダルアワード」(日本テレビ系)にスタジオゲストとして登場。2012年ロンドン五輪での女子バレー代表の大活躍を映像で振り返ると、VTR後、土屋は「沙織さんが、私、人生で初めてこんなに可愛い人が選手なんだって、衝撃を受けた試合でもあった」と大絶賛した。
ところが視聴者から、「初めてって、それまでに見た女子選手は全員可愛くないって言ってるようなもん」「女子アスリートに向かって、爽やかに失礼なこと言ってるよね」などと、攻撃を受けてしまったのだ。
じつは、こうした土屋のKY発言は初めてではなく、女優の松岡茉優などはかつて「性格がピュアすぎるから」と分析していたものだ。
「松岡は2019年10月に出演した『しゃべくり007』(日テレ系)で、同期の土屋にライバル心を抱いていると明かした上で、『私、土屋太鳳と同じオーディションで、最後の2人まで残って、負けたことが4回あります』と説明。4度にわたり“土屋の壁”に阻まれるという悔しい経験を振り返ると、その土屋と最終決戦まで争って負けた作品の撮影中に土屋から電話がかかってきたことがあると明かしました。松岡によると、その電話の内容は『あっ、今ね、何々の仕事してるんだけど、何々さんが茉優のことを褒めてたよ! じゃあね』というもので、松岡はこれに『あ、この子には“妬み、嫉み”っていうものが備わってないんだなって』『悪気はないんですよ、本当に。あの子は、もう見たまんま。“いろはす”って感じの子なんで』と皮肉を含んだようにコメントしていました。電話をした相手が、自分の存在によって出演の機会を奪われ、競り負けた人間だということに心が及ばないのは、持ち前のポジティブ思考のほかにも、失敗体験がなかったために他者に嫉妬するという感覚を持ち合わせていないのかもしれません」(女性誌ライター)
「週刊女性」の恒例企画「女が嫌いな女ランキング2020冬」では、女優としてトップとなる4位にランクインした土屋。「悪気はなさそう」という免罪符も、世間では通用しなくなっているのかもしれない。
(木村慎吾)