男性の体臭を巡る不適切なX投稿により、所属事務所から契約を解除された元フリーアナ・川口ゆり氏が8月17日にYouTubeチャンネル「ReHacQ-リハック-」の生配信に出演。改めて騒動を謝罪し、炎上中の心労についても語っている。
川口氏は8月8日のXで「夏場の男性の匂いや不摂生してる方特有の体臭が苦手すぎる。常に清潔な状態でいたいので1日数回シャワー、汗拭きシート、制汗剤においては一年中使うのだけど、多くの男性がそれくらいであってほしい…」と投稿。性別を“男性”と指定した点や、職業や体質の事情から汗をかいてしまう層からも批判が殺到する事態を巻き起こしていた。
生配信に登場した川口氏は「このたび、Xで大炎上してしまいまして」「事務所から契約解除というふうに言い渡されまして、無職になってしまいました」と切り出し、「自分の言葉できちんと謝りたいということで、ここにいます」と説明。
続けて「汗の匂いということを発信させていただいたんですが、現場労働の仕事の方、具体的に言ったら、建設関係の方々を傷付けてしまったなと思います。全くそんな気はなく、どちらかというと、汗をかく仕事というより、普通に働いていて汗のケアを全くしない方に対して“エチケットを頑張りましょうね”という話だったので、そこはきちんと謝りたいなと思っていました」と反省した。
司会の映像ディレクター・高橋弘樹氏に「体質上、(発汗を)コントロールできない方もいらっしゃいますから。もう1回、ちゃんと謝って」と促され、改めて「本当にすみませんでした」と謝罪。また、大きく物議を醸した「1日数回のシャワー」という箇所について聞かれると、川口氏は「大反省、大後悔しています。自分でもそんな生活はできないです。それはとんだセレブ女性です」と答えている。
さらに炎上中の数日間は「3日、4日は何も食べられず、2日で6キロ痩せました」「この1週間の記憶は正直ないです」などと振り返っていた。
「自分の言葉で謝罪することを望んだという川口氏でしたが、今回の生配信でのコメントについても世間からは苦言が殺到してしまっています。彼女は投稿が炎上した理由として“具体的には建設関係の方々を傷付けてしまった”と分析していますが、そのような特定をする意図も不明で、もしも傷付けた職種が肉体労働者だけだと思っているのであれば、的外れでしょう。また、自身の投稿は、そうした建設関係者ではなく『普通に働いていて汗のケアを全くしない方』に向けたものだと釈明しましたが、これについてもネット民から『汗をかく仕事は普通の仕事ではないと言ってますよね、これ』『ナチュラルな職業差別』との指摘がありました。さらに“1日数回のシャワー”発言に対し、それができるのは『とんだセレブ女性です』と返すなど、終始、世間からすると『そういうことじゃない』『火に油を注いでる』とのツッコミを入れたくなるような、ズレを感じるコメントの数々でしたね」(テレビ誌ライター)
随所に炎上を過熱化させそうな地雷のような表現を指摘されてしまっている川口氏。さらなる釈明が必要になるのか。
(木村慎吾)