スコットランドの名門セルティックで不動のエースストライカーとして活躍してきた日本代表FW古橋亨梧に対し、イングランドが誇る世界的ビッグクラブが関心を示しているという。
2021年のセルティック加入以降、すぐさまゴールを量産した古橋は、2022-23シーズンに国内リーグ得点王と年間MVPを獲得。29歳で迎えた今夏のマーケットでは、他クラブへのステップアップの噂も浮上しており、サポーターもその去就に注目していた。
そうした中、気になる情報を伝えたのは英国メディア「The Athletic」だ。何でもイングランド・プレミアリーグ王者のマンチェスター・シティが、古橋を獲得候補の2名にまで絞り込んだとのことで、今夏の内にオファーを提示する可能性があるという。
シティは先日、昨シーズンの公式戦で54試合出場19ゴール13アシストを記録した貴重なバックアッパーであるアルゼンチン代表FWフリアン・アルバレスの退団が決まっており、その後釜の有力候補として古橋とのサインが検討されているようだ。
「これまで古橋をめぐる移籍の噂は何度か報じられていますが、今回は欧州移籍市場で最も信憑性が高く、基本的に“飛ばし情報”を紹介することがないイタリア人ジャーナリスト、ファブリツィオ・ロマーノ氏も、古橋の去就に言及。マンチェスター・シティが古橋の獲得に向け、すでに協議がおこなわれていると伝えており、日本のサッカーファンの間では『ロマーノから古橋の名前が出るとは』『古橋にロマーノ砲が出てますね』と驚く反応や、『移籍してくれたらめちゃくちゃ盛り上がる!』『スコットランドでやれることは全部やった。ビッグクラブ行ってほしい』などと移籍の実現を期待する人が多かったです」(スポーツライター)
古橋をめぐっては、8月3日、エージェントを英国に本社を置く「CAA Base」へ変更していたことが報じられ、プレミアリーグ参戦の可能性が囁かれていた。
いよいよ満を持しての世界最高峰リーグへの挑戦が始まろうとしているのかもしれない。
(木村慎吾)