11月6日の「水曜日のダウンタウン」(TBS系)では「電気イスゲーム」を放送。人気芸人同士が繰り広げた熾烈な心理戦が話題となっている。
今年6月に放送され、好評を博したコーナーの第二弾となる同企画。芸人が一対一で対戦し、相手の選択を推理して12脚の椅子に電流の装置を仕掛け合うという内容だ。
トーナメントの第一回戦ではロンドンブーツ1号2号・田村淳と小籔千豊が激突。ともにNSC大阪校の12期生として同期の間柄だが、近年は共演の機会が少ないことから、意外な組み合わせにスタジオでは驚きの声が上がった。
序盤は田村が優勢だったものの、驚異的な推理力を発揮した小籔が形成逆転。田村に三度のビリビリを食らわせ、小籔が勝者となった。
この2人のほか今田耕司、東野幸治、劇団ひとり、千原ジュニアら豪華メンバーが出場した「電気イスゲーム」だが、番組中にまさかの発表が。
「結局、この日放送されたのは田村と小籔の対戦のみ。さらに、続きを翌週に放送するわけでもないのは驚きました。プレゼンテーターを務める小峠英二によると『長期にわたりちょいちょい放送していく』とのこと。数カ月単位で小出しにしていくようです」(テレビ関係者)
意表を突く「小出し企画」だが、このテレビ関係者は「今田、東野といったMCクラスの芸人をキャスティングしていることを考えると、やむを得ないのだろう」と理解を示す。
「どうしてもトーナメント形式の企画だと拘束時間が長くなってしまう。今回の『電気イスゲーム』だと7戦合計で10時間でも収まらず、それでは大物芸人のスケジュールの調整がつきません。一度に収録するのではなく、結果に応じて別の日に予定を組み、複数回にわたって収録するのでしょう」(前出・テレビ関係者)
まさかの大型企画であった。
(塚原真弓)