女優の唐田えりかが、11月25日に放送された、鈴鹿央士と松本穂香がダブル主演を務める月9ドラマ「嘘解きレトリック」(フジテレビ系)に出演し話題になっている。
同ドラマは、昭和初期を舞台に嘘を見破る能力を持つ鹿乃子(松本)と探偵・左右馬(鈴鹿)が事件を解決するミステリー作品。唐田は、電車賃を借りて、そのまま持ち去る「寸借詐欺」の犯人として登場。鹿乃子にウソを見破られて説得され、涙を流す役どころだった。
しかし、唐田の出演は事前に告知されておらず、メガネ&レトロな扮装でガラリと印象を変えており、ネット上では〈気づかなかった〉との声が大半だった。
「唐田といえば、2020年1月に東出昌大との不倫スキャンダルを報じられて活動休止状態に。それに伴い、出演中だったTBS系のドラマ『病室で念仏を唱えないでください』を降板状態になり、4年10カ月ぶりの地上波復帰となりました。同じ事務所で同年代の松本とは仲がいい。バーターでの出演ですね。事務所はそろそろ地上波に出しても大丈夫か、視聴者の反応を確かめたかったのでは」(芸能記者)
唐田といえば、9月からNetflixで配信中の、1980年代の女子プロレスブームを牽引した悪役レスラー・ダンプ松本の半生を描いたドラマ「極悪女王」で、ダンプの宿敵だった人気タッグチーム「クラッシュ・ギャルズ」の長与千種役を熱演。
体重を10キロ増やしてレスラー体型に変貌。プロレスを基礎から学び、ダンプとの髪切りデスマッチのシーンで実際に丸刈りになる体当たり演技を見せるなど、視聴者にその好演を絶賛された。
しかし、月9に出てみた結果、〈このドラマいい感じだったのに雰囲気ぶち壊し〉〈無理やり出した感が強いよね。どうせ主演の松本穂香のバーターでしょ〉など辛辣な声があがってしまったのだ。
「月9と『極悪女王』は視聴者層が違うから仕方ないと言えばそれまでですが、『極悪女王』がブームを巻き起こしたにもかかわらず、ドラマの配信後に開設した唐田のインスタグラムのフォロワーは4万4000人ほど。そこまで唐田の“支持率”は上がっていなかった。『極悪女王』の好演では“黒歴史”は消せなかった」(テレビ局関係者)
まだまだ“みそぎ”を済ませた、という段階ではなかったようだ。
(高木光一)