元雨上がり決死隊・宮迫博之がYouTubeチャンネルで、吉本興業時代から長く付き合いがあるお笑いタレント・たむらけんじと共演し、アメリカからの帰国をイジリ倒し、「タイミングブス」とのワードが飛び出していた。
同チャンネルのさる、11月23日付の動画だったが、どういう意味なのか。その前に同動画の展開について触れておくと、同回は、たむらの焼肉店再建プロジェクトの一環で、新メニューの試食会をする様子が紹介された。宮迫は焼肉店オーナーの成功者として、たむらの“倒産寸前”な焼肉店の再起に協力しているが、マストの条件として、たむらのアメリカからの無期限帰国を提案し、たむらもそれを受けていれている。
しかし、たむらが帰国を発表した11月9日の前日は、ダウンタウン・松本人志が性加害疑惑報道をめぐる週刊文春などへの訴訟を取り下げた発表があった日でもある。文春の報道では、たむらも女性を集めた「アテンド芸人」として名前が出ており、“裁判中はアメリカで、終わるやいなや帰国”というタイミングとなったことに様々な声が寄せられていた。
さらに、帰国発表から4日後の13日には、過去に交際していた時期があるタレント・鈴木紗理奈に不倫報道が出るという奇遇も重なっている。
偶然ながら“タイミングの悪すぎる帰国”となったことについて、宮迫は動画冒頭、「アメリカから満を持して…。まぁ、いろいろちょっとね、タイミング的にネットでいろいろ言われてますけど」と苦笑しながら切り出し、たむらは「めっちゃ言われてますよ。もう、何なんすか」と嘆く。
さらに宮迫が「ほんま、オレも言われたけど、タイミングブスやな!」と笑いながらイジり、たむらは「それはだってもう、宮迫遺伝子を引き継いでますから、ボク。クローンって言ってもおかしくない」と宮迫から授かったDNAであるかのように主張している。
宮迫によれば、たむらの帰国と一連の関連性はいっさいなく、「ほんまにたまたまなことを知ってる」というが、「スゴくない?松本さんのことと、鈴木紗理奈のことが同時に(起こって)、そのタイミングで帰ってくるって、そら憶測広がるわな」と爆笑しながら大イジり。これにはたむらも「そりゃ言うわね。言うと思う」と納得せざるを得なかったようだ。
「振り返れば、宮迫も、2019年6月に闇営業騒動が勃発し、ロンドンブーツ1号2号・田村亮と共に吉本興業を解雇された後、20年1月29日にYouTube活動を始めることを発表。しかし、その翌日には相方・田村淳が亮の復帰会見を開催することを事前に告知していたため、世間から『なんで宮迫はわざわざそのタイミングにしたの?』との批判が殺到し、淳も『このタイミングでの宮迫さんのYouTube開始は想定外』だと首を傾げていました。また、今年5月には、5年ぶりの地上波復帰となるはずだった千葉テレビの番組出演を自身のYouTubeからフライングで発表。これを良しとしなかった局側が、すでに収録済みにも関わらず放送をお蔵入りにするという前代未聞のトラブルも起きています。全ては宮迫の『タイミングブス』が招いた結果であるとも考えられており、そのありがたくもないDNAが後輩のたむらへと受け継がれているかのようです」(テレビ誌ライター)
宮迫もたむらも、“間の悪さ”によって失ってきたものが少なくない2人であるとも言えるだろう。
(木村慎吾)