年末の音楽祭出演し続けた「IMP.」が出演を重ねるたびに、評判を上げている。来年はセンターを務める佐藤新が映画の出演もあり、大ブレイクもあるのではと言われているが、このメディア戦略を進めた滝沢秀明氏の手腕が再び脚光を浴びている。
2023年に滝沢氏の「TOBE」からIMP.として「CRUISIN’」でデビュー。ジャニーズ時代にはIMPACTorsとして活動していた7人がそのまま移籍する形となったが、ある音楽関係者は「デビュー時こそ、話題になったが、メディア露出も限られていたこともあって、なかなか伸び悩んでいた時期もあった」と話す。
ただ、そんなIMP.が今年の年末の音楽祭には「ベストヒット歌謡祭2024」、「ベストアーティスト2024」、「2024FNS歌謡祭」と軒並み出演している。同関係者は「平野紫耀らのNumber_iをテレビ局側が出演させたいために、バーターで出演できたんじゃないかといわれています。そのくらいの人気といってもいいかもしれません」との見方も披露する。
IMP.は各局の音楽祭で「CRUISIN’」や最新曲の「BAM-BOO」などを披露したのだが、着実に人気、認知度を上げているという。ある芸能関係者は「もともと実力はあった彼らですから、出演機会が増えれば、その格好良さは、おのずと知れ渡ります。それにいまではNHKの『Venue101』やTBSの『CDTVライブ!ライブ!』にも出演で着ていますし、そのたびにファンが増えているといわれている。バーターとか何といわれようが、出演する機会を数多く作った滝沢さんの戦略勝ちでしょう」と語る。
10 月からはTBSの系列局の7つの情報番組にメンバーをそれぞれの番組でレギュラー出演させるという話題も作った滝沢氏。前出の芸能関係者はこうも言う。
「来年にはセンターを務める佐藤が出演した映画が2本公開される予定です。佐藤がさらなる人気を獲得すれば、グループ全体も上がります。情報番組、音楽祭、映画と一気に露出を増やしていく戦略は滝沢さんならではでしょう」。
来年は楽しみな存在になってきた。