流行っていますよね、マッチングアプリ。もはや流行と言うよりも、出会いの定番になっている面も否めません。
ある調査では、1年以内に結婚をしたカップルの出会いがマッチングアプリだった割合は25%にものぼり、職場での出会いと同率1位だったそうです(出典:いい夫婦の日に関するアンケート調査・明治安田生命)。
アプリの出会いではプロフィールに使う写真が第一関門とも言われる中、“選ばれない40代女性”の写真には奇妙な共通点もある模様です。
元議員でありメンタル心理カウンセラーの並木まきが、選ばれない40代ほど使いがちな写真の特徴を解説します。
●NG1:自撮り過多
プロフィールに載せている写真の全てが「自撮り」といった、“自撮りオンパレード”な40代女性は男性からの印象が下がりがちに。自撮りを多く載せているのは、いろんな服装や表情を見て判断をしてもらいたいという熱意からだったとしても、自然体に見えない点に加えて「自意識過剰」や「自己中心的」なイメージを醸すことが、選ばれにくくなる理由でしょう。
また、自撮りはどうしてもキメ顔を作りがちなために、鏡越しだったり角度が不自然だったりする写真も多く、親近感が湧かない傾向もあります。
自撮りの全てが悪いわけではないのですが、あまりにも「そればかり」になると、どんなに美人に写っている写真でも逆効果のリスクが高まります。
●NG2:ラフすぎる
自然体の自分を見せたほうが、気が合う人の目に留まるのではないか…。酸いも甘いも噛み分けてきた40代ほど、あえての「抜け感」で勝負をかけるパターンも見受けられます。
確かに自然体の写真はアプリでのウケがいいのも事実ですが、ここで抜け感を重視しすぎて自然体を超えた「ラフすぎる様相」になってしまうと、逆効果を招く傾向に。
部屋着での撮影や背景に生活感を出すべく散らかっている部屋の写真をプロフィールに入れてしまうのは、雑な印象や不潔なイメージを強めます。
アプリでは写真における清潔感が、まだ会ったことのない相手に好印象を与える重要な部分。仮に「ありのまま」を見せたい心理だったとしても、写真では雑然とした部分が強調されやすい傾向も踏まえると、得策とは言えないでしょう。
このほか、●画質が悪い、●加工しすぎ、●無表情、という「3大NG」の写真ももちろん避けるべきポイントです。そのうえで万人ウケを狙った写真を選んだほうが、出会いの可能性が広がりやすいと心得るといいかもしれません。
自分では「あえて」載せている写真でも、いい印象を与えられなければ出会いが狭まるのがアプリの世界。思い当たる写真を載せていたならば、今すぐに差し替えてみるのもいいかもしれません。
(並木まき)