木村拓哉主演の映画「無限の住人」の最新予告編が2月5日、新たに公開された。人気漫画が原作であること、キムタクがSMAP解散後に初めて出演する映画であることで注目を集めているが、昨年11月にイメージショットが公開された時点でファンから大ブーイング。「原作のキャラとまったく合っていない」「安っぽい」などといった厳しい意見が飛び出した。
ところが、今回の予告編では少しだけ風向きが変わってきたようだ。同作は主役の万次と、彼に襲いかかる300人の敵との殺陣が見どころのひとつ。予告編で一部を観ることができ、世間の評判は「バトルはまあまあ見られる」「思っていたより迫力あるな」と決して悪くないのだ。
「監督が『テラフォーマーズ』の三池崇史が務めるということもファンを心配させていましたが、戦いのシーンに限っていえば心配なさそうですね。おおむね好評ですが、どうしてもキムタクの顔のメイクが気になってしまうと指摘されています」(映画ライター)
キムタクが演じる万次は全身傷だらけの男で、顔にも大きな傷痕が残っているという設定。特殊メイクで傷が再現されているのだが、とても安っぽいので目立ってしまっている。
「傷は目の下と目の上、顔を横切るようについています。さらに右目を斜めに走る傷があり、全部で3つ。原作通りに大きな傷でミミズ腫れのように盛り上がっているため、まるでヒモを貼り付けたように見えてしまう。キムタクがアップになると否が応でも目に飛び込んできて、気になってしかたがありません。お金がないのかもしれませんが、もう少しちゃんと作ってくれないと普通に観ることもできません」(前出・映画ライター)
傷の特殊メイクが安っぽいばかりに、キムタクの経歴に傷をつけることにならなければいいのだが‥‥。