賃貸物件を契約する際、多くのケースで実施されているのが“入居審査”です。「これまで一度も落ちたことがない」という人もいれば、「なぜかあのとき審査落ちした」という人もいるでしょう。そこで今回は、どんな審査があるのか、審査落ちの背景にはどんなことがあるのかを探ってみました。
■そもそも入居審査って何を調べるの?
賃貸物件を借りる際には、入居審査があるのか通例です。一般的には、家賃の支払い能力や常識の有無、連帯保証人の意思などがチェックされます。特に警戒されているのが、近隣に迷惑をかける人かどうかということ。夜中にどんちゃん騒ぎを起こすような人は敬遠されるようです。
また、家賃保証会社の審査が必要な場合などでCIC(指定信用情報機関)による信用情報が入居審査に影響するケースもあるため、過去の家賃滞納はもちろん、スマホ代やクレジットカードの不払い、滞納歴がある場合は不安が残ります。
■入居審査に落ちたケースとは?
ネット上では、入居審査に落ちた女性たちの口コミがいくつか見られます。例えば、「国際結婚だったから審査に落ちた」というケースもあります。外国人は生活様式が異なるため、オーナーによっては敬遠されてしまうこともあるようですね。
また、「3LDKの部屋を一人暮らしの人に貸すのは避けたいから」といった理由で断られた人もいました。他にも、「高齢者が多いアパートで、1人だけ若者だと夜の物音などのクレームにつながるから」という理由で審査に落ちやすいところもあるようです。こうしてみると、いつどんな理由で落ちるのかは分からないものですね。
支払い能力の有無以外では、それぞれの賃貸物件なりの審査基準もあるようですね。とくに、ハイクラスの高級物件では審査基準も厳しそうです。とはいえ、そもそも賃貸条件に記されていることもあるのかもしれません。いずれにしても、最初から「無理そう……」とあきらめるのではなく、審査の合否はともかく希望する物件には遠慮することなく申し込みたいものですね。