【愛の、がっこう。】ラウール“カヲル”に酒向芳“誠司”が放った「私の大事な娘に汚い手で触るな!」からの進路指導に涙
まさか酒向芳演じる、娘や妻を所有物のように扱うモラハラ親父の小川誠司に泣かされる日が来るとは思わなかった。
9月11日放送の「愛の、がっこう。」(フジテレビ系)第10話では、愛実(木村文乃)がひとり暮らしを始めた部屋に、突然、父・誠司(酒向)が訪れるのだが、そこにはカヲル(ラウール)が。「急に悪いな」と玄関から部屋の中へとグイグイ入ってきた誠司は、「君がカヲルか」と言い、「今すぐ出て行ってくれんか」といきなり詰め寄り、「君は楽な道を選んだ人間だ」「私の大事な娘に汚い手で触るな!」とカヲルを罵倒。しかしこの罵倒は、誠司のカヲルに対する「試し行動」だったのだ。罵倒してもキレずに我慢しているカヲルを見た誠司は「多少の我慢はできるようだな」とカヲルを見つめ、「夜の商売からは足を洗え」「中卒でも受け入れてくれる専門学校はあるはずだ。まずはそういうところに入って、一生食っていく仕事を見つけろ」「努力できるかどうかを見せてほしいと言ってるんだ」「それが男としてのけじめだろう」と“進路指導”したのだ。
去っていく誠司を見ていた愛実は涙をこぼし、そんな愛実を見たカヲルは「もしかしてチワワ先生、オレのことあきらめてる?」といい、「やってやるよ」と闘志を見せるのだが、視聴者からは「パパに泣けた!」「これぞ父の愛だよね。カヲルもそれわかったよね?」「これぞ『愛の、がっこう。“第10話”進路指導』だよ」「酒向芳さん、なんて素晴らしい役者なの!」といった声がネット上に相次いだ。父親の愛情は、娘だけでなく娘が選んだ恋人にまで、しっかり届けられたのだ。
9月18日放送の最終回予告では、カヲルが夜の世界に戻って大泣きしている描写や、第6話で愛実がカヲルと一緒に行った三浦海岸にあるカフェ「シェアブレイク」に愛実1人で訪れる描写があるため、「2人は別れちゃうの?」「最後はハッピーエンドにして」「カヲルは最終的にお母さんと同じ美容師になって愛実の髪を切ってラストがいい」などの声がネット上にはあがっている。
2人の恋の行方がどうなっても泣きそうな気がする。
(森山いま)
