「オトナ魅力をアピール」Koki,にまだ吹く“逆風”!世界的ブランド「アンバサダー起用理由」が突っ込まれるワケ
モデルで女優のKoki,(「o」の上に‐)が10月15日、スレンダーボディがよくわかるアンダーウェア姿を見せ、大人な魅力でファンにアピールし、反響を呼んでいる。というのも、イタリアのアンダーウェアブランド「Intimissimi(インティミッシミ)が彼女を日本初となるローカルアンバサダーとして、先ごろ抜擢したからだ。
同ブランドはKoki,を任命した理由として、様々な分野で活躍する「マルチな才能」と、自らの道を突き進む自信に満ちた個性を挙げ、「Koki,さんの姿は、Intimissimiが表現する『自立した、自分らしさを持つ女性像』と強く一致していると強く感じています」「今回の『Pretty Flowers』コレクションのキャンペーンメッセージである『高鳴りを、信じて。』をまさに体現してくれる方だと思っています」などと説明。また、15歳でモデルデビューし、今やインスタグラムに数百万単位のフォロワーを抱えるKoki,を「次世代をリードする強い影響力を持つ存在」としたうえで、「彼女の美しさと、常に成長を求める姿勢は、多くの人にインスピレーションを与え、Intimissimiが伝えたい価値観とビジョンにマッチしています」「この新しい取り組みが、Koki,さんとともに私たちのブランドが持つ世界観をより多くの人に届け、大きな飛躍を遂げることを期待しています」とも表明している。
なお、Koki,も9月29日に更新したインスタグラムから今回のアンバサダー就任について「大変光栄に思っております。発表を伺った時は、夢のようで胸が高鳴りました。美しさと自信を引き出すIntimissimiの魅力日本の皆さまにお届けできることを嬉しく思います」と投稿している。
「俳優・木村拓哉と歌手・工藤静香の次女として生まれ、英語やフランス語、スペイン語を話すことができるグローバルな存在感は、確かにIntimissimの国際的な人気ともマッチしています。また、2021年にホラー映画『牛首村』の主演で女優デビューを果たすと、2昨年はアイスランド映画『TOUCH/タッチ』、今年はイギリス映画『Tornado』に出演し、モデルだけでなく、役者の世界でも奮闘。ただ、いずれも興行的には振るわず、あまり日本で話題になりませんでした。それだけに、幅広く活動していることは確かでも、Koki,に“マルチな才能”のイメージを持つ人はそれほど多くなさそうです。さらに、起用理由である『自立した、自分らしさを持つ女性像』と強く一致しているというフレーズにも、『自立してるなら“木村拓哉と工藤静香の次女“と毎回言われないはずでは?』『 親元で母親の指示で…って感じしかしないんだが』などとネット民からツッコミが殺到。これまで複数メディアに母・静香による“付きっきりのマネージメント”ぶりが報じられてきたこともあり、『自立』のイメージを感じにくい人も、まだ多いようです」(テレビ誌ライター)
また、Koki,は映画やドラマに1本も出演したことがなかった2018年時点で、雑誌「ELLE」が主催する映画賞である「ライジングスター賞」を受賞するという“快挙”も話題になっていたものだ。両親の名前がビッグなだけにそのぶん逆風は強いものの、Intimissimiのアンバサダー就任を機に、より大人なオーラも持ち味に、モデルとして、女優として、飛躍していってほしいところだ。
(木村慎吾)
