【上田と女が吠える夜】SixTONES森本慎太郎が明かした「同じアイテムを購入して先輩に詰められた」って、アイドルあるある?
アイドルが数多く在籍する芸能事務所では、身だしなみや振る舞いひとつで先輩から声がかかることも珍しくない。令和の時代になって上下関係も緩くなりつつあるが、その名残を感じさせるエピソードが、また一つ明かされた。
6人組アイドルグループ「SixTONES」の森本慎太郎が11月26日放送のバラエティ「上田と女が吠える夜」(日本テレビ系)に出演。ある理由から先輩に詰められてしまったという若手時代の出来事を明かした。仕事環境で昔と変わったと思うことを聞かれた森本は「ほんと、昔の話ですけど、先輩たちが身に着けてるものがすごくかっこいいからって、頑張って働いたお金で真似して買ってたんですよ」と、先輩が身に着けているものと全く同じものを購入したエピソードを披露。先輩にあこがれて、先輩と同じものを購入したというアイドル界でなくてもよくあるような話だが、森本がそのアイテムを身に着けてリハーサルに参加したところ、その先輩から呼び出しがかかってしまったようで、「楽屋に連れて行かれて『かぶってるよね?オレと』みたいな。そういうのがあったんですよ、昔は」とぶっちゃけた。
このカミングアウトに共演者たちからは驚きの声が上がり、「誰ですか?」など、興味津々な様子を見せていたが、さすがに森本はその先輩の実名を告白することはなかった。
「それこそSixTONESと同時デビューしたアイドルグループ『Snow Man』の中心メンバーの目黒蓮も、先輩のアクセサリーや服装にあこがれて同じものを買っていたタイプであったことが、11月5日放送の音楽バラエティ『週刊ナイナイミュージック』(フジテレビ系)で明かされていましたね。何でも、当時は先輩のバックで舞台の仕事をしていたような本当に若手の時期だったため、かなり切り詰めた生活をして、先輩と同じアイテムをなんとか購入していたようで、同期から生活の心配をされると、目黒は『貯金ゼロ』と返答していたとか。それぐらいあこがれの先輩と同じアイテムを身に着けるということは若手にとってのモチベーションにつながるということでしょう。目黒だけでなく、半数以上のSnow Manメンバーがそういうタイプだったようです」(エンタメ誌ライター)
そのため、先輩から詰められてしまった森本に関しては運が悪かったとしか言いようがないが、こういったタイプの先輩は一昔前のアイドル業界には一定数存在したようだ。
「AKB48出身のタレントの指原莉乃も、2015年放送のバラエティ『ワイドナショー』(フジ系)にて、“AKBグループの暗黙のルール”について質問されると、『昔なんですが先輩のお気に入りのブランドであんまり服を買わない』という暗黙のルールが存在したことを明かしています。指原自身も先輩と同じブランドの靴を買ったところ、その先輩から『なんか、みんなもっと似合っているの履けばいいのに』と嫌味を言われてしまったそうです」(アイドル誌ライター)
男性アイドルの場合は呼び出されて真っ向から詰められる、女性アイドルの場合は遠回しに嫌味を言われるという男女ごとの違いはあれど、先輩と同じものを購入して怒られるというのはアイドル界では「あるある」だったようだ。
令和の時代にはそういったことはなくなったと信じたいところだ…。
(田村元希)
