ご飯派かパン派か、出汁巻きか甘めか……大阪と東京の朝ごはんの違いとは?
関東地方の住人からすると、関西地方の食習慣が不思議に映ることが多々あります。その逆も然り。大阪の人は東京の食事に不慣れなところもあるようです。今回は、大阪と東京の朝ごはんの違いについてチェックしてみましょう。
朝ごはんの主食といえばご飯かパンですが、関西ではパン派が多いようです。よく大阪の主婦たちは「明日のパン買うとかな!」と、こぞってスーパーのパンを買い求めに行くのだとか。

関西では食パンは厚めが好まれているようです。関西では5枚切りが定番で、関東では6枚切りが定番。関東勢からすれば、関西の食パンは「ちょっと厚くない?」とイレギュラーな感じを受けます。

東京の朝ごはんといえば納豆が定番化していますよね。けれど、関西では納豆があまり好まれておらず、ニオイがキツイこともあって朝食メニューの定番ではありません。そもそもパン派が多いので、納豆の出る幕がないということもあるようです。

ご飯派もパン派も朝食には卵料理が欠かせません。スクランブルエッグやゆで卵のこともありますが、卵焼きの場合は関東と関西では味付けがちょっと異なります。関東では甘め、関西では出汁と塩が定番です。

いかがでしたか? 東京と大阪では朝ごはんのイメージがかなり異なることが分かります。とくに、大阪では喫茶店などで提供されるモーニング文化が根付いているため、東京と比べて「モーニングを提供していることは当たり前」な感覚があるようです。東京と大阪の朝ごはんの違い、比べてみるとなかなか面白いですね。
