【未来のムスコ】「シナントロープ」で”ハシビロコウ”を怪演した萩原護、今作でも違和感を漂わせる隣人を好演
「周囲から浮いている人」を演じさせたら、現在ピカイチで巧いのが萩原護ではないかと思っている。
放送中の志田未来が主演を務めるドラマ「未来のムスコ」(TBS系)では1月20日放送の第2話で、颯太(天野優)が腕にしている「しゃべるスマートウォッチ」に気付き、「現代にはそんなスマートウォッチはないよね?どこで買ったの?」と話しかけてきた、ちょっと不信感が漂う、未来(志田)と颯太が住むアパートの隣人・芥川圭を演じているのが萩原だ。
萩原は前クール放送の深夜ドラマ「シナントロープ」(テレビ東京系)で、バーガーショップ「シナントロープ」に新しく入ってきたバイトで、レジ前からまったく動かない様子から「ハシビロコウ」とあだ名を付けられた志沢匠を怪演。多くの視聴者は、ハシビロコウ(萩原)の鋭い観察眼と論理的思考能力の高さに最終回で大いに驚かされたため、ネット上では「未来のムスコ」で不信感の漂う隣人・芥川がハシビロコウを演じていた萩原だと気付いた人から、「あれ、ハシビロコウだ!」「未来の隣の部屋に住んでるちょっとキモい眼鏡って、もしかしてハシビロコウじゃん」「地味だけどちょっと気になる、ヘンだけど悪い人ではない感じがハシビロコウの時と同じだね」といった声があがっている。
萩原はスターダストプロモーションに所属する俳優で、かつては若手俳優集団EBiDANから生まれたダンスユニット・ZeBRA☆STARチームブラックのセンターを務めていたこともある。
自分が萩原を意識したのは2021年放送のNHK大河ドラマ「青天を衝け」で須永伝蔵(渋沢栄一の従弟)を演じた時で、おそらく収録時の萩原はまだ17~18歳。すでにこの時、萩原は「違和感」をまとっていたのだ。周囲から浮いているような違和感のある役者が好きなので注目していたら、メキメキと頭角を現してきたから嬉しくて仕方がない。
「未来のムスコ」では、颯太が未来からやって来たことを「スマートウォッチ」から察知する理系大学生を演じている萩原。今後、未来と颯太の親子とどのようにかかわってくるだろうか。
(森山いま)
