モデル・タレントのダレノガレ明美がまさかの銀幕デビュー。しかも、主要キャストに名を連ねることになった。今夏公開予定の「便利屋エレジー」に便利屋の一人として出演するダレノガレには、映画ファンからは心配を通り越した悲鳴があがっているという。映画ライターが頭を抱える。
「この映画の制作陣はドラマ『奪い愛、冬』(テレビ朝日系)を観ていなかったんでしょうか? 1月クールで話題を呼んだ同作にてダレノガレは、三浦翔平の元カノ役を務めましたが、その棒演技たるやテレビに出してはいけないレベルでしたからね。あの調子で映画でもカタコトのセリフをしゃべられたら、観客は『チケット代返せ!』と言いたくなることでしょう」
そもそもダレノガレは演技経験自体がほとんどなく、「奪い愛、冬」で初めて長いセリフをしゃべったというほど。そのセリフ回しも「ナンデ アノクルマ オイカケテルンデスカ?」とまるで日本語がカタコトの外国人さながらで、こんなところでハーフっぽさを発揮しなくてもいいのにと視聴者に呆れられる始末だった。
「ダレノガレの彫刻のような凛とした顔立ちはおなじみ。制作陣はそのたたずまいを演技でも期待しているのかもしれませんが、あの稚拙なセリフ回しがすべてをブチ壊しにしてしまいそうです。本場のハリウッドでさえモデル出身の女優には『見た目がいいだけ』との偏見が根強く、それを払しょくするにはよほどの演技力が必要。せめてダレノガレも端役から始めればよかったのですが‥‥」(前出・映画ライター)
ここはダレノガレに“日本語がカタコト”という設定を与えて、セリフ回しとの整合性を取ってみてはいかがだろうか。
(白根麻子)