一部のお笑い好きの間で人気だったジャニーズ大好き芸人「ジャガーズ」が、ここに来てじわじわと注目を集めている。
1997年の結成以来、兄の大沼千文と弟の智浩の兄弟2人で“細かすぎるジャニーズのモノマネ”をネタにしてきたジャガーズ。ともに大のジャニーズファンで、嵐、NEWS、Kis-My-Ft2、V6、Hey! Say! JUMP、Sexy Zoneの6つのファンクラブに入っているというから結構な筋金入りである。
なかでも千文は手越祐也の大ファンで、部屋中にポスターが貼られているというから面白い。
「デビューして18年、売れなくてお金がないときでも1日缶コーヒー1本で過ごし、家賃よりもファンクラブの更新料を優先させて生活してきたといいます。コンビ名もジャニーズの一文字違いでつけるなど、彼らのジャニーズ愛には熱烈な女性ファンたちも頭が下がるほどだとか」(芸能ライター)
ジャガーズの芸が“細かすぎる”と言われるゆえんは、そのほとんどがコンサートに行っていないとわからないようなマニアックなネタにある。
「たとえば、“キムタクと中居くんと吾郎ちゃんのターンの違い”は、ライブに熱心に通っている人だからこそわかる細かいモノマネ。これらのネタにはジャニーズファンだけでなく、ジャニーズの面々も驚く程なんです」(前出・芸能ライター)
ほかにも井ノ原快彦、国分太一、タッキー&翼や、最近ではジャニーズJr.のモノマネも多く、「Hey! Say! JUMPのコンサートで空中浮遊のワイヤーをかっこよく付けるジャニーズJr.」や「Kis-My-Ft2やSexy Zoneの衣装チェンジを完璧にサポートするジャニーズJr.」などのネタも評判。「出演者にしかわからない合図まで再現している」(Hey! Say! JUMP有岡)と、その完コピぶりにメンバーも驚いているのだった。
“ジュニア戦国時代”とも言われファンが急増している昨今。ジャガーズの細か過ぎるモノマネも、それに比例するかのようにますます人気となっていきそうだ。
(琴葉)