気取らない感じが視聴者に大好評！？
元SMAPの中居正広が20日放送のバラエティ番組「アメトーーク！」（テレビ朝日系）に初出演し、番組では今年最高の平均視聴率10.6％を獲得したことが判明。中居は芸人枠での出演を果たし、ざっくばらんなトークを展開、そのキャラクターで番組を盛り上げたが、番組での中居の扱いに話題が集まっている。
今回のテーマでは「ひとり暮らし長い芸人」というくくりで、一人暮らし歴が20年以上の芸人たちが集合。中居はダンサー兼振付師の美女との同棲報道が出ていただけに、そこをMCの宮迫博之からツッコまれるなど、容赦ないイジりの洗礼を受けた。
ほかにも宮迫からは、隣りに座っていたアンガールズ・田中卓志と髪質が同じとネタにされたり、「（この日の出演者は）ブスばっかり。気持ち悪いヤツばっかり」と言われたい放題。大物アイドルとしてではなく、完全に芸人としての扱いを受けていた中居だったが、場にしっかりなじみ、その気取らない振る舞いが視聴者からは好評を得たようだ。
こうして中居が好感度を上げた一方、ネット上では図らずも引き比べられる人物がいる。
「10日に放送されたバラエティ番組『さんタク』（フジテレビ系）に出演した木村拓哉です。同番組の企画で木村は明石家さんまの付き人を務めました。番組の内容は違えど、中居も木村もSMAPが解散したことで初心に帰る意味合いがあったと思います。木村も番組では付き人の仕事をしっかり全うしたものの、元々の“キムタクオーラ”があるため付き人感はゼロ。そんな木村に対して視聴者の気持ちが入り込まなかった分、よけいに今回の中居の活躍が評価されたようです。ネット上にも『イジらせる中居とイジらせない木村の違いはデカい』などと書き込まれていました」（エンタメ誌ライター）
『アメトーーク！』は午後11時15分と深夜帯の放送ながら、視聴率でも『さんタク』の10.4％を上回った。数字上でも中居に軍配が上がったというわけか。
（権田力也）
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