10月10日からスタートしたドラマ「テディ・ゴー!」(フジテレビ系)。しゃべるクマのぬいぐるみが主役級のキャストとして登場し、その声を哀川翔が担当している。このドラマは加藤実秋の小説「アー・ユー・テディ?」が原作。クマのぬいぐるみには熱血オヤジ刑事の魂が宿っている設定だ。
「なんだかんだと言っても、クマは女性人気が高い。有吉弘行が声を担当した『テッド』にしても、来春公開の映画『パディントン』にしても、クマを主演させることで女性動員を意識しています。今や消費のカギを握っているのは女性ですからね」(広告代理店関係者)
クリーンな設定のクマには人気若手俳優を、ひねりのある設定にはクマの可愛さとギャップのある人物に声を担当させて、女性を振り向かせるのが制作側の常套手段なのだそうだ。
「今回の哀川氏が起用された理由もこの常套手段の後者に当たる。哀川は映画『ゼブラーマン』(東映)でコミカルな演技もイケることをすでに証明していますから、間違いなく適任でしょう」(前出・広告代理店関係者)
最近はバラエティ番組で無類の昆虫好きであることや、アウトドア好きであることを語り、これまでとは違った一面に注目されている哀川。今度はクマのぬいぐるみと同様の可愛さにも注目が集まりそうだ。