歌舞伎俳優の市川海老蔵が7月1日にブログを更新、「偽りの情報は重罪」として現在の心境を吐露した。「目先のマヤカシや憶測や偽りに己の弱さが負けないで進む事は人生難しいと思います。真実はひとつ。それは愛です」「偽りの情報は重罪です。重罪ですが、全ての人々が幸せで愛を感じことが出来ることを祈ります」と綴っている。海老蔵は、何かが偽りと指摘しているわけではないと前置きしているものの、6月29日発売の「週刊新潮」を意識してのコメントであることは明らかだろう。
「週刊新潮」は「『小林麻央』の命を奪った忌まわしき『民間療法』」と題し、妻の麻央さんが受けていたがん治療に関する記事を掲載し、注目を集めていた。
「同誌の取材によると、がんが発覚した直後に治療に取り掛かれば、5年生存率は90%を超えていたそうです。しかし彼女は、医者から抗がん剤などの標準治療を勧められても首を縦に振らなかった。その後、麻央さんは1年以上、気功治療を行っていたものの、症状は改善しなかったとのこと。そして医者が現状を知った時には、すでに瀕死の状態だったと、聖路加国際病院の関係者が証言しています」(週刊誌記者)
気功といえば、2015年6月のブログにて、海老蔵が専門家らしき人物から気功を教わっている様子を掲載し話題となった。また同誌では、かねてから彼は、占いや風水などのスピリチュアルな世界に興味を持っており、それが妻の気功療法を手繰り寄せた可能性があるとの見解を述べている。
一方、麻央さんが標準治療を断った理由も、彼女のブログから垣間見えるという。
「麻央さんは2016年9月21日のブログで、医者から治療の説明を受けたことをこう書いています。《『子供は2人いますので、3人目は考えていません』と何の強がりなのか言ってしまったが》《麗禾に妹ができたらな、とか 勸玄にも分かり合える弟ができたらな、と思ってきた気持ちは、高望みだと一気にかき消した》。抗がん剤治療は、機能が戻る可能性が十分あるものの、排卵機能が停止し、その後の妊娠にも影響すると言われています。そのため彼女は当初、今後の出産のことも考え、気功治療を選択したのかもしれません」(前出・週刊誌記者)
様々な情報が交錯する中、海老蔵・麻央夫妻ががん治療に全力を尽くしたことは間違いないはずだ。