Sexy Zoneの中島健人が、ジャニーズ事務所の詰め込み教育について説明し、共演者を驚かせた。9月24日放送の「林先生が驚く初耳学」(TBS系)にゲスト出演した中島は、「ジャニーズJr.はかなり詰め込み型の教育だと思います」と断言し、その促成栽培ぶりを明らかにした。
中島はジャニーズ入所前について「それまでボク、本当にゆとりのような中学時代を過ごしていたんですけど」と語りつつ、「ジュニア(Jr.)に入って急な詰め込み教育をされて」とコメント。そのジャニーズJr.では「5~6年入ってたJr.の子と一緒に、入って初日の子が同じ振付を踊ったりするんです」と、まさに無茶ぶりレベルのレッスンをしていると語った。
「まさに中島の言う通りで、ジャニーズでは有望だと見込まれた新人はかなりの大抜擢を受けます。とくにスゴいのは、オーディションを受けに来たばかりの新人をいきなり、本番のステージにあげてしまうこと」(ジャニーズ事情に詳しい芸能ライター)
にわかには信じられないが、ジャニーズでは珍しくない光景だというのだ。前出の芸能ライターが続ける。
「関西で行われたあるオーディションでは数十人が一カ所に集められ、いきなり本番レベルの振付を叩きこまれたとか。それで全員が一斉に踊るのですが、次第にスタッフが参加者に失格を告げはじめ、その場で帰宅となります。そのうち十人程度まで絞り込まれると『次は○日後』と大会場への集合を指示され、それが関ジャニ∞のコンサート会場だったのです」
そこに集められた参加者たちはコンサートの途中でステージ上に送りだされ、1曲だけバックダンサーを務めるのだという。参加者たちが第二次選考だと思っていたのがいきなりの本番デビューだったというわけだ。出演後には交通費として少額のギャラを渡されるそうだ。
「出演時には観客に対して何らかのアナウンスがあるわけではないのですが、どこかのタイミングでド新人が出演することがあると知っている目ざといファンは、ここで誰よりも早く“お気に”を見つけるのだそうです」(前出・芸能ライター)
ちなみに本番に出演したからといって次回以降の出演が保証されているわけではなく、これっきりになるケースもあるという。ともあれ才能ある人材をいきなり本番に投入するという詰め込みぶり。これがジャニーズの魅力の源泉になっているのかもしれない。
(白根麻子)