視聴者だけでなく、医療現場からも「よくできている」と絶賛されているドラマ「コウノドリ」(TBS系)。10月27日放送の第3話では、高橋メアリージュン演じるキャリアウーマンの妻が、出産したわが子の病気に苦悩しているのに、ナオト・インティライミ演じる夫は口だけの「イクメン」ぶりを発揮……というシーンが描かれ、子育て主婦たちを大いにイラつかせているようだ。
「ナオトは第1話から登場し、自称イクメンだけれど具体的にはまったく育児に手を貸さない夫を演じて大反響になっています。ツイッター上には、『#うちのインティライミ』とハッシュタグ付きで、クズ夫をボヤく投稿が集まるほど。例えば、初めての育児に四苦八苦する妻に対して『何イライラしてるのぉ?』と言い放ったナオトに対し、『それ、いちばん言っちゃダメ!』『アンタこそイライラする』といった書き込みが噴出しました。
劇中では、そんなナオトを星野源演じる産婦人科医・四宮が叱りつけ、視聴者の溜飲を下げるシーンがあったのですが、これが別の意味で注目を浴びている。というのも、じつは星野はNHKの人気コント番組『LIFE!』で“ナツオ・インティライミ”という、言動がいちいち他人をイラつかせるキャラを演じているんです。ナオトをからかった役であることは明白ですが、番組中には何のフォローもなし。『星野はナオトを本気で嫌いなのでは?』と話題になっていました。それが今回のドラマで“まさか”の共演、役の上とはいえ星野がナオトを直接叱っているのですから『よくぞ面と向かって言った』と称賛されているのです」(エンタメ誌ライター)
ドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」(TBS系)に出演して以来、俳優としての注目度やステージが格段に上がった星野。今後もリアルな演技に期待したい。