女優の水野美紀のインスタグラムが、「怖い」「完全にホラー」だと、今話題を呼んでいる。
「水野は現在、劇団ナイロン100℃の新作公演『ちょっと、まってください』に出演しているのですが、今月14日、『本番中!』というコメントと共に、鼻から上のドアップで、目のまわりには黒いシャドウを施し、うつろ気な瞳でこちらを見ているまるでホラー映画のワンシーンのようなショットをアップしています」(女性誌記者)
コメント欄には「怖いわっ!(笑)」「夢に出てきそう」といった言葉が続々。この評判に気を良くしたのか、その後、ダルメシアン柄のフェイスパックをしている顔、さらに白塗りホラーメイクの鼻になぜかプチトマトをあしらった映画『it』を彷彿とさせる“殺人ピエロ”風のショットをアップ。翌日には、目元だけを写した貞子風ホラー写真を掲載した。
「どれもが一見、水野とはわからない恐怖メイクばかり。特に最後にアップした貞子風メイクは『今までの写真の中でいちばんこわい!』『子供が泣きました』など、恐ろしさに震えるコメントが殺到しました」(前出・女性誌記者)
舞台「ちょっと、まってください」は、金持ち一家と宿なし家族の入れ替わりを描いた非条理劇。水野はここで宿なし家族の娘を演じている。ストーリーはホラーではないものの、水野のインパクトのあるインスタが宣伝効果を発揮したのか、東京・本多劇場のチケットはすべて完売。地方公演のチケットの売れ行きも好調のようだ。
水野は2005年、所属していた大手芸能事務所から独立。独立当初は仕事がまったくない状態だった。
「演劇ユニットを立ち上げる一方、大御所・蜷川幸雄演出の舞台に出演するなど、着実に演技力を磨いてきました。今年の1月から3月にかけて放送されたドラマ『奪い愛、冬』(テレビ朝日系)で演じた悪女役でも、高い評価を受けています。11月4日に公開された映画『おじいちゃん、死んじゃったって。』にも出演。今や注目の演技派女優です」(エンタメ誌ライター)
その一方で今年の7月、第一子を出産。間違っても、ホラーメイクで赤ちゃんを恐怖に陥れることだけは、トラウマになりそうだからやめて欲しいものだ。
(窪田史郎)