「72時間ホンネテレビ」(AbemaTV)を大成功させた後は、「GQ MEN OF THE YEAR 2017」に選出された元SMAPの稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾。SMAP解散後の3人が初めて表紙に起用された「GQ JAPAN」(2018年1月&2月合併号)は、月刊誌として異例の重版が決定。彼らに対する世間の関心の高さがうかがい知れる。
独立してからも絶好調の3人だが、SMAP時代に草なぎが、とんでもない大失敗をしていることをご存知だろうか。
「草なぎと香取は公私ともに仲がいい大親友です。そんな2人が、ジャニーズグループと縁が深い大女優、森光子さん主演の連ドラ『時間ですよ 平成元年』(TBS系)に抜てきされたときのこと。森さんは銭湯の女将役で、長男が藤井フミヤ。次男が中居正広で、2人はその友人という脇役でした。中居くんと違い台詞はほぼなし。居間で起こるドタバタシーンが、唯一で貴重な出演でした。なのに、エキストラ同然の草なぎが現場に現れず、大先輩を待たせてしまうという事件を起こしてしまったんです」(テレビ誌ライター)
そのときは、恒例の乱闘シーンを2日に分けて撮影する予定だった。草なぎと香取は1日目に映っていたため、2日目も当然呼ばれた。ところが当日、草なぎが来なかったのだ。まだマネージャーが付いていなかったため、現場で攻められたのは香取。
「慎吾くんは公衆電話からジャニーズ事務所、自宅など思い当たるところに電話をかけまくり、およそ3時間後、ようやく剛くんのお母さんと話せたそうです。そこで初めて、剛くんが中学校に行っていることを知った。慌てたのはお母さん。急いで学校に行くと、体育の授業のプールの真っ最中で、我が子を見つけたお母さんは思わず『剛~っ、時間ですよ!』と叫んだとか(笑)。この話は慎吾くんの持ちネタになったそうです」(前出・テレビ誌ライター)
撮影は、8時間遅れで再開。天下の大女優を待たせるという、「泥酔事件」も真っ青の大失敗をやらかしていたようだ。
(北村ともこ)