赤ちゃんのにおいって、なんともいえないものですよね。桃の香りがするという話をよく聞きますが、とても幸せな香りがします。お子さんがいるママは、きっと思い当たる節があるのではないでしょうか。
保育社から発行されている「健康相談2 赤ちゃんといっしょ」によると、赤ちゃんはいろいろな「におい」をもっているそうです。例えば、母乳が胃液で消化されたにおいや、頭のにおい、便の酸っぱいようなにおいなど。これらのにおいは微妙な個人差はあるものの、どの赤ちゃんにも必ずあるのだとか。桃の香りは、母乳や頭のにおいなのかもしれませんね。
ところで、こうした赤ちゃんのにおいによって、ママの脳内のドーパミンシステムが活性化し、母性保護機能を誘発させることが、カナダのモントリオール大学の実験でわかったそうです。なんと、赤ちゃんのにおいは、子どもを育てるためには欠かせない要素だったんですね。そして、女性の本能にも関係しているとは、なんとも不思議なものですね。