ディーン・フジオカが4月19日スタートの主演ドラマ「モンテ・クリスト伯-華麗なる復讐-」(フジテレビ系)にて、主題歌の「Echo」を自ら歌うことが決まった。フジオカは滞在先のスイスで、全編が英語詞の楽曲を書き下ろしたという。
ところがこのニュースが伝わると、主題歌うんぬんよりも、記事内の表記に違和感を抱く人が続出したというのだ。テレビ誌のライターが指摘する。
「今回の作品では『ディーン・フジオカの単独初主演ドラマ』という冠が使われています。しかし昨年10月期のドラマ『今からあなたを脅迫します』(日本テレビ系)も“民放連続ドラマ初主演”でした。つまりフジオカ側は“単独での主演は初”に強いこだわりを持っているようです。『この前も初主演だったんじゃないの?』という視聴者の誤解を招きそうですが、それでもフジオカ側には“単独初主演”を強調したい理由があるのでしょう」
前回の「今からあなたを脅迫します」は22:30スタートと放送時間帯が遅めだったうえ、平均視聴率も6.1%と振るわなかった。それに対して今回の『モンテ・クリスト伯』は22時スタートのプライムタイムドラマであり、共演者も関ジャニ∞の大倉忠義をはじめ、新井浩文や高橋克典と大物ぞろいだ。だがフジオカにとってはそんな好条件よりも、こだわりたいポイントがあるというのだ。
「なにしろ『今からあなたを脅迫します』では、放送が開始する前にダブル主演の武井咲が妊娠&結婚を発表してしまい、すっかり話題をさらわれましたからね。しかも妊娠中の体調に配慮し、武井の出番はどんどん減ることに。脚本まで手直しされる有様で、フジオカとしては記念すべき初主演作品にミソをつけられたも同然でしょう。それゆえ今回の『モンテ・クリスト伯』で“初単独主演”を強調することにより、『今から』のマイナスイメージをリセットしたいのではないでしょうか」(前出・テレビ誌ライター)
何よりフジオカは、本作で共演する山本美月が結婚や妊娠しないことを切に願っているのかもしれない。
(白根麻子)