4月11日から23日、日本橋高島屋で「応援ありがとうございます! 羽生結弦展」が開催される。読売新聞社が撮影したこれまでの写真を中心に、衣装やスケート靴、メダルなども展示されるという。また、この展覧会で行われる新しい試みが話題になっている。
「展覧会に来場した人が、自分のスマートフォンにアプリをインストールして展示してあるパネルにかざすと、AR動画が見られる仕組みになっているんです」(スポーツライター)
ARとは「Augmented Reality(拡張現実)」の略で、最近活用されることの多くなった技術だ。スマートフォンの画面を通して、そこに3D映像があるように見えたり、動画、360度の映像が見えたりと、多彩なビジュアルコンテンツが楽しめるのだ。
「写真展はどうしても静止画のポーズ写真だけになってしまいますが、ARを併用することで、静止画が動き出したように見え、羽生選手の演技の醍醐味であるジャンプや華麗な動きも体感できるとあって、これは大きな話題になるのではないでしょうか」(前出・スポーツライター)
ファンにとっては、生の羽生選手が飛び出してくるようで、楽しめることは間違いなし。このAR機能、写真展では初の試みだというが、なんでも一番が大好きな羽生選手にとっても嬉しい試みなのかもしれない?
(芝公子)