アリーナのファンどころか、日本中のブルーノファンを激怒させてしまったようだ。
グラミー賞を独占、今もっとも脚光を浴びるアーティストであるアメリカのブルーノ・マーズが、4月11~15日にさいたまスーパーアリーナで行われた来日公演で、観客に対しタオルを投げつけるほどの怒りを見せた。その怒りの矛先となったのは、最前列のVIPシートに陣取っていた野崎萌香、七菜香、里海らのファッションモデル集団。
「彼女たちはブルーノが熱唱中に、なんとステージに背を向けてブルーノを背景にするように自撮り動画を撮影しました。最近は、ホール内での動画撮影を許可するアーティストも増えており、今回はOKだったようですが、じつはブルーノはあまりそれを歓迎していない本格派のアーティスト。実際、彼の歌唱力やダンスを生で体感したら、背を向けて動画を撮ってパリピ気分を味わおうなんて思いませんよ。その証拠に、ブルーノは彼女たちに向かってタオルを投げつけました。
その様子も映っていましたが、彼女たちは自分たちにタオルをプレゼントしてくれたと思い大ハシャギで動画をアップ。これでは観に行きたくてもVIP席の最前列など夢でしかないファンたちが激怒するのは当たり前。どうせ業界のコネチケットなんですから(笑)」(エンタメ誌記者)
ブルーノのファンからは「最前列にいるよ!みたいな自慢動画がウザイ」「日本の恥」「せめて謝れよ」「最近の人気者ライブに必ずいるバカモデルたち」など、これでもかとバッシングが投稿された。この炎上を受けてか、本人たちは動画を削除している。
あるアーティストは、「最近はファンが徹夜で並ばずにチケットを取れるようになったが、おかげで本当に歌を聴きたいファンとは違う、ただの流行好きの人たちがコネとお金でいい席に陣取るようになった」と苦笑いしていたが、今回の炎上はその最たる例なのかもしれない。
(飯野さつき)