南海キャンディーズの山里亮太が、未だに許せないという先輩の女芸人に対して怒りを爆発させた。4月24日放送の「毒出しバラエティ 山里&マツコ・デトックス」(TBS系)では“山ちゃんの毒抜き”と称して、かつて暴言を吐いてきた相手について山里が激白。
その相手は「誤解を解きたい」と言ってきているものの、山里は「昔、『お前絶対、私の力使って干すから』と言ってきた。それが誤解だったっていうんだけど、“干す”ってどう誤解したらいいの? オレを天日にでも干そうと思ったのかコンニャロ!」と激高したのである。
「その先輩芸人とは青木さやかのことだと目されています。年齢・芸歴ともに4年上の青木は03年ごろからブレイクし始め、05年発売の写真集は7万部以上とヒット。当時は数々のお笑い番組に出演していましたが、山里のほかにも青木が苦手という芸人はいるようで、それこそ有吉弘行と確執があったことも知られています。最近は性格のキツいボスママといった役で女優業もこなしており、『本人そのまま』とささやかれているようですね」(芸能記者)
そんな山里の激高っぷりに驚く視聴者も少なくなかったようだが、一部には山里に対して否定的な声もあるという。
「『お前を干す』と言われたこと自体は事実かもしれませんが、さすがに同じネタをお代わりしすぎじゃないですかね。そもそもこの話は昨年10月27日放送の『ダウンタウンなう』(フジテレビ系)で話したのを最初に、自分のラジオ番組や雑誌の取材でも何度となく触れており、もはや山里の定番ネタと化している。しかしいまや山里は超売れっ子芸人で、業界内での立場も上のはず。その状況でこのネタを繰り返すことは逆に山里によるハラスメントにもなりかねません。恨みを晴らしたいのは分かりますが、さすがにもう十分ではないでしょうか」(前出・芸能記者)
かつてパワハラを受けた相手に、立場の逆転した山里が逆ハラしているということか。ハラスメントに厳しい目が注がれる昨今、そろそろこのネタも打ち止めにしたほうがいいのかもしれない。
(白根麻子)