嵐・二宮和也主演のドラマ「ブラックペアン」(TBS系)。視聴率は初回13.7%、第2話12.4%とまずまずの結果を出しているが、ネット上では「第2話が初回の再放送かってくらい同じ展開で驚き」「2回目にしてもう飽きた」「患者が死にそうになる⇒涼真が泣く⇒ニノ登場で1000万円でもみ消すのくり返し」など単調な展開を指摘する声が続出しているようだ。
中には「嵐メンバーのドラマは織田裕二の後追いばっかり」「相葉の『貴族探偵』(フジテレビ系)は『IQ246』(TBS系)に似てたし、今回のニノの『ブラックペアン』は『振り返れば奴がいる』(フジテレビ系)に似てる」といった指摘も。
「93年1月期放送のドラマ『振り返れば奴がいる』は、天才的なメスさばきを持つ冷酷な外科医・司馬を織田が、患者に対して愚直なほど努力を尽くす外科医・石川を石黒賢が好演しました。確かにダーティキャラで手術の腕はピカイチという点は、二宮が演じている渡海と織田が演じた司馬は似ています。しかし二宮演じる渡海は、天才的な手術の腕前を持っている設定なのに、手術シーンは縫合シーンばかり。他のシーンがまったく出てきません。これでは説得力に欠けるしワンパターンに見えても仕方がないでしょう。織田が演じた司馬は、心臓マッサージやメスを手に受け取るシーンなどに天才外科医を感じさせる凄みがあり、当時はモノマネをする人が大勢いたほどでした」(テレビ誌ライター)
ドラマはまだ始まったばかりだが、早く二宮演じる「渡海先生」の見事な手術の腕前を見せてもらいたい。