6月5日に放送されたテレビドラマ「花のち晴れ~花男Next Season~」(TBS系)第8話の視聴率が、9.6%だったことがわかった。今回は、飯豊まりえ演じるメグリンがメインで活躍する物語だったという。
「第8話では、メグリンが思いを寄せているKing&Prince・平野紫耀演じる神楽木晴から、『1人にして悪かった。誕生日おめでとう、めぐみ』と、下の名前で呼ばれながら強く抱きしめられるクライマックスシーンが描かれました。飯豊がメインの回ということで、一部視聴者からは『絶対に視聴率落ちるね!』という意見があがったものの、フタを開けてみれば小栗旬がゲスト出演した3話に並ぶ高視聴率を記録しました」(テレビ誌記者)
この結果にジャニーズファンはさらに憤慨。2人が抱き合うシーンに対しても「誰がしていいって許可出した?」「マジで離れろ!」「胸、押し付けてんじゃねーよ」と怒りの声が殺到。また原作とは違い飯豊の出番が多いことで、公式ツイッターやインスタ、そして本人や脚本家のアカウントにまでバッシングの声が飛んでいる。
しかし、ここまで同ドラマが話題になるのは飯豊のおかげだと見る向きもある。
「飯豊の登場以降、ネットではドラマ終了後に、メグリンという登場人物に関する議論が毎回トレンド上位になるほど飛び交い、それが大きな宣伝の役割を果たしています。また視聴者の中には、一途な彼女を応援したいという者だけでなく、『次こそはメグリンがこっぴどくフラれるかも』とアンチが期待することで、展開から目が離せなくなり視聴率に貢献。同ドラマは、初回視聴率が7%台でしたから、もしジャニーズファンや原作ファンだけを満足させるような作りだった場合、特に大きな話題にもならず、数字的にも平凡な恋愛ドラマで終わっていたでしょう」(前出・テレビ誌記者)
ドラマの世界をかき回す飯豊の存在が、最終回までにさらなる視聴者を呼び込んでくることになるかもしれない。