やはりそこらのアイドルとは一味違う!?
欅坂46の平手友梨奈が9月16日に放送されたバラエティ番組「行列のできる法律相談所」(日本テレビ系)に出演。現在公開中の主演映画「響 -HIBIKI-」の月川翔監督とともに出演し、月川監督から驚きのエピソードが明かされている。
同作はマンガ大賞2017を受賞した人気漫画が原作となっているが、原作者の強い要望で主演に平手がキャスティングされたとのこと。しかし、月川監督は平手についての第一印象について「正直めんどくさいなと思った」と率直な思いを語っている。
その予感は的中したようで、初めてのリハーサルの際に平手から月川監督と2人きりで話す場が求められ、そこで「(脚本が)つまらなかった」と平手から打ち明けられてしまったとのこと。結果、脚本は平手の指摘通りに修正されたという。
「人気グループのセンターを務めるメンバーとはいえ、17歳の少女にまさかそんなダメ出しを受けるとは思わなかったでしょう。また、撮影も平手の都合でリハーサルが行われなかったりと、振り回されることもあったそうです。ただ、それだけではただの生意気な少女になってしまいますが、平手の指摘は的確なものであり、脚本家も納得していたとのこと。それに月川監督も『この人(平手)がいなかったら、この映画ができなかったと思うぐらいでした』と平手を絶賛していますから、そういった独特の感覚から狂気に満ちた演技が生まれることを身近で感じられたことでしょう」(アイドル誌ライター)
過去の対談では大人への不信感を語っていた平手は自身の納得がいかないことは、相手がどれだけ偉い立場の大人でも物申すタイプのようだ。
「過去には総合プロデューサーである秋元康氏が手掛けた楽曲で平手が欅坂に提供してほしいと熱望するほど気に入っていた楽曲があったといいますが、それを秋元氏が別グループに提供してしまい、平手が秋元氏に本気で怒ったというエピソードもあるぐらいです。そんな平手ですから、今回の月川監督への発言もありえますが、まさか外部の人間にもそのスタンスを貫けるのはさすがです」(前出・アイドル誌ライター)
同番組では「人の心がない」などとイジられるなど、人にあまり興味を持たないことで知られる東野幸治も大ファンを公言している平手。東野をも魅了する17歳はやはり只者ではない。
(石田安竹)