フィギュアスケートの全日本選手権が終わり、2月の四大陸選手権に向けて出場選手たちは日々、練習を重ねている。しかし、その中に浅田真央選手の姿がないのは、ファンにとっては残念でならないだろう。
「3月の世界選手権に向けて集中したトレーニングを行うために四大陸選手権を辞退すると説明されましたが、浅田選手の体調面やコンディションが思わしくないのではと不安視する声もあるんです」(週刊誌記者)
その一方で、四大陸選手権についてはこんな意見も。
「もともと四大陸選手権は、そんなに重要度の高い大会ではなかったんです。世界選手権に出られない選手が出る二番手の国際大会というイメージです。いつからか、世界選手権に出るようなトップ選手が、特に日本から多く参戦するようになりましたが、無理して出る必要はありません。いくら格下の大会でもコンディションを調整するのは大変です。世界選手権にのみ照準を合わせて練習できればそれが一番。海外では、世界選手権だけを見すえている選手も少なくありませんよ」(スポーツライター)
自分のペースで練習にじっくり取り組むための辞退なら大いに結構、というのだ。
浅田選手にはぜひマイペースで練習を重ね、世界選手権で最高の演技を完成させて、心からの笑顔を見せてほしい。
(芝公子)