俳優・阿部寛が主演を務める日曜劇場「下町ロケット」(TBS系)。10月14日の第回の平均視聴率は13.9%、続く21日に放送された第2話でも12.4%と二桁をキープ。2015年に放送されたパート1に引き続き、まずまずの滑り出しを見せている。そんな中、「下町ロケット」の熱心な視聴者の間に“逆サザエさん症候群”という言葉が広まりつつあるという。
「ご存知“サザエさん症候群”は、日曜日の夕方アニメ『サザエさん』(フジテレビ系)を観終わると、翌日から始まる仕事が思い浮かび憂鬱になるというもの。“逆サザエさん症候群”はその反対。日曜夜9時に『下町ロケット』を観ると、次の日の仕事に対するモチベーションが上がる。そんな声がSNS上に多数あがっているのです」(テレビ誌記者)
来年50周年を迎える「サザエさん」を観てオチた気分を、「下町ロケット」でアゲるといったところか。しかしその一方で、番組の視聴率に対して苦言を呈する声もある。
「第2話の平均視聴率が初回に比べて1.5ポイントもダウンしています。前シリーズの最終回が22.3%でしたから、それを目指すなら2話目は15%台に乗せたかったというのがTBSの本音ではないでしょうか。杉良太郎や神田正輝、中村梅雀、池畑慎之介、倍賞千恵子といった大物俳優がズラリと顔を揃えているだけに予算もかなりかかっています。もしこのまま視聴率が下がるようなら大問題ですよ」(スポーツ紙デスク)
視聴率アップのために、こんな秘策もささやかれているという。
「2015年の前シリーズ放送以来後、NHK朝ドラ『ひよっこ』や『過保護のカホコ』(日本テレビ系)に起用され高視聴率をマーク。今や“国民の彼氏”とまで言われる竹内涼真をもう少し大きくフィーチャーすれば、視聴率アップが見込めるのでは? 日曜劇場の枠ではこの1年、『陸王』『ブラックペアン』に出演して、竹内の存在感はますます大きくなっています。主演の阿部の娘役で登場する土屋太鳳とのラブロマンスなど、カンフル剤はいくらでもあるはず。ぜひとも視聴率を回復してもらって、“逆サザエさん症候群”と呼ばれるにふさわしい国民的番組になって欲しいものです」(エンタメ誌ライター)
第3話にはどんなサプライズが待ち構えているのか!?
(窪田史朗)