昨年12月に俳優活動を再開させることを発表した山本裕典へのインタビュー記事をネットメディア「ORICON NEWS」が1月27日に配信。
休業中は飲食店の経営とDJ活動を中心に立ち回っていた山本だが、同記事では休業中の本音、今後の意気込みなどについて、赤裸々に語っている。芸能活動を休止していた2年間については「ゆっくりできる時間は幸せだった」と、自身が選んだ道に後悔はなかったことを振り返っている。
経営もプライベートも充実していたため、芸能界に戻るつもりはさらさらなかったというが、経営するお店の従業員からの「もう1回、裕典さんがテレビや雑誌で人前に立つ姿を見てみたい」という一言が芸能界復帰のきっかけとなったとのこと。
そんな山本は3月に上演される舞台「となりのホールスター」の主演に抜擢され、5月公開予定の映画「TOKYO24」のスピンオフとして製作される映画「Revive by TOKYO24」でトリプル主演の一角を担うなど、復帰後の仕事も順調に決まっている。
また、復帰後の心境の変化については「今、思うと休む前までは感謝の気持ちが薄れていたような気がします。今はどんな仕事も誠意を持って向き合っている」と、やる気十分だ。
しかし、このインタビュー記事を見た世間の反応を見ると、応援コメントがある一方で、「綺麗ごとでまとまってるけど、人間性は綺麗になってないと思う」「副業して契約違反したから事務所解雇されたんじゃないの」「何も無かったかのようにしてるけど、考えが甘い」などといった辛辣な意見も見られている。
「なんだかんだいっても事務所から解雇されたというのが世間の認識ですから、しれっと復帰しているということに違和感を覚えている人も多いようです。約1年10カ月ぶりに俳優活動を再開させたわけですから、当然、その間にブレイクした若手もいますし、30歳オーバーの山本にどこまで需要があるのか疑問ですね」(エンタメ誌ライター)
また、読み手の不安が一層深まったのが、山本の若手俳優に対する“嫉妬心”のようだ。
「また、休業期間中に同世代や若い俳優たちが成長していく姿を正直に受け入れられなかったとも山本は語っています。それだけに、尖った印象の山本とあって、『頼むから若い芽を潰さないで』『後輩をイジめるのだけはやめてね』など、自身の俳優業が思うように運ばないからと後輩に牙をむいたり、悪影響を与えるのでは?と不安視する声も上がっています」(前出・エンタメ誌ライター)
演技力に関しては定評があるだけに問題はないだろう。まずは生まれ変わった姿を生で見てもらい、そのイメージをクリーンにしていくことが最優先か。
(田中康)