ミュージシャンで俳優のピエール瀧容疑者の逮捕をきっかけに、その存在が注目を浴びているのが通称“マトリ”だ。そして、このマトリとライバル関係にあるとされているのが、警視庁組織犯罪対策第5課である。
「ふたつの組織は、どちらも薬物犯罪を取り締まる組織ですが、マトリは厚生労働省の管轄、組対5課は警視庁の組織ですからね。お互い母体である組織のメンツがかかっている、ライバル関係と見ていい」(スポーツ紙ライター)
そして、マトリがピエール瀧容疑者の逮捕までこぎ着けたことは、組対5課にしてみればライバルに一歩先を越されたという状況だろうか。
「マトリが瀧容疑者の内偵を続けていた頃、組対5課もマークしていた大物芸能人がいたということです。瀧容疑者が逮捕されて大々的に報道されていますので、身に覚えのある芸能人は、しばらくは大人しくしているでしょうからね。組対5課としては、つい舌打ちでもしたくなる心境かもしれません」(前出・スポーツ紙ライター)
では、組対5課が狙っていた大物芸能人とは誰なのか。3月27日に配信された「東京スポーツWeb」の記事によると「NHK紅白歌合戦の常連だった歌姫。代表曲はカラオケランキング上位の常連で、女性を中心に幅広い支持を集めている」人物だということだが…。
「記事には、ここ数年支離滅裂なことを言い出したり、外見や雰囲気が変わった。それが、一緒にいた男性と別れた原因にもなっており、昨年その情報を聞きつけた一部メディアが自宅を割り出してマークしているといった情報が載っていますね」(芸能ライター)
ネット上ではこの記事を受け、この“歌姫”が誰なのかを予想する動きが出ているようだ。
「色々な人の名前が出ていますが、主な人物はAとBのふたりですね。どちらも紅白に何度も出ていた元常連といえる存在で、ヒット曲も多数あります。若い頃と比べると見た目の変化もあるし、それぞれ男性との破局がニュースになったこともあります」(前出・芸能ライター)
Aは90年代に歌手デビュー。女子高生のカリスマとして一世を風靡し、2000年代前半にはミリオンヒットを連発。毎年のように紅白出場をしていたが、ここ数年は出場が途絶えている。10年代には結婚・離婚報道が複数回あるが、最近は音楽よりも見た目の変化や歌唱力の低下が話題になることが多いようだ。
一方Bは、今世紀に入ってからの歌手デビューで、紅白出場は10回近いが、ここ数年の出場はない。代表曲をモチーフにした映画も製作された。こちらにも離婚経験がある。ルックスの変貌がネット上をたびたび賑わせている。
「どちらも国民的歌姫と呼ぶにふさわしい実績があり、作品の回収や配信停止となれば、日本の音楽文化の後退がさらに進むと言っていいでしょう。あるいはまた別の人物なのか…」(前出・芸能ライター)
記事には「ピエール瀧以上のインパクト」とあるが…組対5課の動きに注目したい。
(石見剣)