今や俳優というよりも“日本一稼いでいる司会者”として注目されている坂上忍。ところが、4月25日発売の「女性セブン」によると、その人気に陰りが出始めているという。
一時は、坂上がMCを務める「バイキング」(フジテレビ系)が、同時間帯の「ヒルナンデス!」(日本テレビ系)や「ひるおび!」(TBS系)を抜いて視聴率トップになることもあったが、法律違反の薬物使用容疑で逮捕されたピエール瀧被告の事件以降、数字が落ちているというのだ。
理由としては、テクノバンド「電気グルーヴ」で瀧被告の相棒ともいえる石野卓球のツイートを否定的に取り上げ、彼らの曲を特集して配信したサイトを“売名扱い”したことから、視聴者の反発を食らってしまったようだ。
芸能関係者は「フジは坂上を切るかもしれない」という。
「同局で、昨年10月にスタートした『坂上どうぶつ王国』ですが、視聴率が5~6%と低迷。視聴者からは、かつて坂上が出演していた『天才!志村どうぶつ園』(日本テレビ系)の摺り直しと揶揄され、評判も今一つ。フジが打ち切りを打診したところ、坂上の逆鱗に触れたと聞いています。これが事実なら、坂上のほうから三下り半を突き付けてもよさそうなものですが、坂上の夢だった、動物と人間が楽しく過ごせる“どうぶつ王国”のプロジェクトがすでに動いています。もし、番組が打ち切りになれば、この計画も頓挫するかもしれないというジレンマがあるんです」(芸能記者)
推定年収は5億円超えとも言われる坂上。番組がなくても夢を叶えることはできそうなものだが。