浅原ナオト氏による小説「彼女が好きなものはホモであって僕ではない」が原作のドラマ「腐女子、うっかりゲイに告る。」(NHK)に驚きの声があがっているようだ。
タイトルでわかるように、このドラマは男性を好きな男性と、そんな男性との恋愛に萌えを感じる腐女子がメインの内容だ。藤野涼子演じるBL好きな腐女子高校生・三浦沙枝が、本屋でBL漫画を買っているところをクラスメイトの金子大地演じる安藤純に見られることから始まるストーリー。
「主人公の純を演じているのが、昨年爆発的な人気となったドラマ『おっさんずラブ』(テレビ朝日系)で、若者言葉を誰にでも使うチャラい『マロ』こと栗林歌麻呂を演じて注目された金子だと気づいた視聴者から『同一人物とは思えない』と驚かれているのです。金子は『おっさんず~』で大塚寧々演じる上司の元妻で27歳年上の蝶子に惹かれ、友達以上恋人未満の関係となるマロをチャラく好演していました。そのため、マロとは正反対のキャラである純として、誠(谷原章介)というパートナーがいながら沙枝とも交際をスタートさせ、コトに及ぼうとして萎えてしまったことに自己嫌悪している演技を見て、そのギャップにびっくりしているのでしょう」(テレビ誌ライター)
5月11日放送の第4話では、純は誠にすがりついているところを沙枝に見られてしまうという、演技力が求められるシーンが控えているという。期待は高まるばかりだ。