嵐の二宮和也が粋な計らいでファンを感動させている。
そのエピソードは3月25日に公開される映画「暗殺教室 -卒業編-」で二宮と共演する事務所の後輩、Hey!Say!JUMPの山田涼介の口から語られた。
山田は同映画の完成報告会で群馬県での撮影を振り返り、出演キャストやスタッフ含め30人以上で焼き肉を食べに行ったことを説明。そして、それが二宮のおごりだったことが明かされた。
二宮といえば、自他ともに認める倹約家。30人分以上の焼肉代を出したことに驚いたという一連の報道に「えっ、普段の二宮はドケチなわけ?」と字面だけで勘違いしてしまった人も多いという。ところが詳細を聞けば、その食事会には二宮は一切参加しておらず、わざわざスタッフにお金を渡しておいて支払いをしたというわけだ。
二宮は演じる役柄の都合上、山田を含む他のメインキャストたちと直接撮影で顔を会わすことがなかったものの、「ちょっとでも『明日も頑張ろう』って空気になればいいかな」と出演者たちへの気遣いからそういった行動をとったと説明している。
「確かに、普段はおごってもらうために財布を持ち歩かないなど、自身でもケチであることを認める発言をしている二宮ですが、それはポーズでしょうね。小出しにせずに気前がいいということをファンは知っているようです。実際、嵐のメンバーの誕生日プレゼントにはかなり高価なものを贈っているようですし、今年1月には後輩のNEWSやKAT-TUNのメンバーにお年玉をあげています。今回の報道で“二宮は本来はケチ”と勘違いする人が増えなければいいのに、というのがファンの心配のようですね」(女性誌記者)
しかし、心配は無用のようだ。今回のエピソードを聞いた一般人からは「お金持ちにも金遣いのセンスは必要」「タイミングを見極めてここぞというところで払う男性はステキです」など、二宮を見直したというコメントが多い。それにしても、先輩からのお年玉はうらやましすぎる?
(田村元希)