女優・広瀬すず主演のNHKの朝ドラ「なつぞら」。7月11日に放送回では、俳優・岡田将生演じるなつの兄・咲太郎が、なんと声優のプロダクションを立ち上げることを宣言。ネットでは、「先見の明がありすぎる」「ワクワクする」といった声の他に、「これ俳協さんがモデルかな?」「もしかして青二?」とドラマのモデル探しをするコメントも殺到している。
「仕事を終えたなつ(広瀬)が、下宿先のおでん屋『風車』に帰ると、兄の咲太郎(岡田)が女優・亀山蘭子(鈴木杏樹)たちといて、その席でなつの勤める東洋動画の漫画映画に蘭子が出演して以来、声の仕事、特に外国のテレビ映画の吹き替えの仕事が舞い込み、これをチャンスと思った咲太郎が、“声だけ”のプロダクションを作ると宣言。テレビの時代の到来を見越した咲太郎のアイディアに称賛が寄せられる一方、『咲太郎が社長になるのは不安だwww』『咲太郎よ…なんか嫌な予感しかしない』といった不安視するコメントも寄せられています」(エンタメ誌ライター)
これまでも、突拍子もないことをして妹のなつをハラハラさせて来た咲太郎。以前、生番組「あさイチ」(NHK)でも、妹のなつの足を引っ張る兄の行動を観た司会の博多華丸が「動きが寅さんに見える」とコメント。すっかり“残念な兄”のキャラが定着しつつある。
「実は咲太郎となつの兄妹は、映画『男はつらいよ』の兄妹、つまり寅さんとさくらをイメージして書かれており、それを聞いた本人は『プレッシャーです』『それに応えられるように頑張っています』と話していました」(前出・エンタメ誌ライター)
しかし岡田が残念なのは、役柄だけでは無い。プラベートも残念だと指摘する声もある。
「番宣を兼ねてバラエティ番組に出演する機会も多い岡田ですが、その際人気ラーメン店の『山頭火』を右から読んで“かとうさん”だと思っていた。ホワイトデーに好きな女の子に“サボテン”をプレゼントしたなど、残念なエピソードがてんこ盛り。すっかり“残念なイケメン”キャラが定着しているようです」(放送作家)
“残念なイケメン”俳優・岡田将生にとって、“咲太郎”役はまさにハマり役のようだ。
(窪田史朗)