動画クリエイターのヒカキンが8月8日に自身のYouTubeチャンネル「HIKAKIN TV」を更新し、5歳の女の子を感激させる“本人登場サプライズ”の動画を投稿している。
ヒカキンは「【ドッキリ】超ヒカキン好きな女の子の家にいるドッキリしたら大変なことにw【感動】」と題した同日の投稿で、ひとりのファンの少女を紹介。ヒカキンを愛してやまないという5歳の次女かのんちゃんがその子で、以前に誕生日のプレゼントとしてヒカキンのぬいぐるみを貰い、感動のあまり号泣する様子を収めた父親撮影の動画がSNS上で話題になると、最終的にヒカキン本人の目に留まり、「会うしかねぇだろ!」と今回のドッキリ企画実現に繋がったようだ。
わざわざ福島にあるかのんちゃんの実家へ赴いたヒカキンは一旦2階へと身を潜め、彼女が帰宅すると、ゆっくり階段を下りながらリビングの扉の前に立つ。ここで父親が「目をつぶって大きい声で(ヒカキンに会えるよう)お願いしてみたら?」と提案し、かのんちゃんも「ヒカキンに会えますように!ヒカキンに会えますように!」と熱のこもった声で連呼。すると、リビングの扉が開き、「ブンブン!ハロー、YouTube」とお決まりの掛け声でヒカキン本人がかのんちゃんの目の前に登場した。
「きゃー!」と叫びながらヒカキンの方へ走り寄るかのんちゃんの姿には多くの視聴者が心を打たれ、コメント欄にも「かのんちゃんが号泣したのと同時におばちゃんの涙腺も崩壊しました」「泣いた」などと、もらい泣きするファンが続出。ピュアな少女と、その想いをしっかりと受け止める優しきヒーローのやり取りは微笑ましい光景となった。
「ヒカキンはこの動画の2つ前の投稿で、『難病の子供たちに3000個ぬいぐるみを送ります!』というチャリティーの動画をアップし、ハンディーを抱えた子供たちのファンに自身を模したキャラクター“ハチキン”のぬいぐるみをプレゼントするという内容の投稿が話題となっていましたが、“難病の子を救いたいならぬいぐるみじゃなくてお金を寄付しろ”などというヤジが多く寄せられていました。20代や30代以上の層からすれば、ヒカキンが幼い子供たちから絶大な人気を誇る姿をイメージできなかったのでしょうが、今回の動画でいかに彼が愛されているかが伝わったでしょう」(テレビ誌ライター)
ヒカキンはチャリティー動画のコメント欄にて、自身のオリジナルぬいぐるみをプレゼントに選んだことに関して「様々なご意見を頂いてますが、泣いて喜んでくれる子も沢山います」とささやかな反論の意思を示していたが、なによりも今回のドッキリ企画自体がその事実を存分に物語っていると言えるだろう。
(木村慎吾)