今年の3月にTBSを退社し、フリーアナウンサー転身を果たした宇垣美里。マルチに仕事をこなしたいという思いから大手芸能プロダクションの「オスカープロモーション」を移籍先に選び、最近ではバラエティ番組でTBS時代の“コーヒーぶちまけ事件”の真相について告白したり、7月29日発売の「週刊プレイボーイ」で表紙を飾ったりと各方面で大活躍中だ。今後については声優仕事にも挑戦してみたいという願望を打ち明けるなど、向上心も高い。
しかし、そんな宇垣に対して辛辣な意見をぶつけたのが同じく元TBSの吉川美代子だった。
吉川は8月10日放送のバラエティ番組「特盛! よしもと」(読売テレビ)に出演。番組では人気女子アナウンサーのフリー転身が続いていることについて特集しているが、後輩の宇垣についての話題になると吉川は「アナウンサーよりはタレントとして頑張って!本当に、何で局アナの試験受けたのかな?」と首をかしげた。
さらに宇垣の現在のキャラクターについても「実力が伴って考え方がブレなかったら、アッパレだと思うんですけど…」としたうえで「これから、2年、3年、4年、30(歳)過ぎ、35(歳)になった時にどれぐらいになってるかって…やっぱり頑張らないとダメ」「キャラが濃い分、飽きられたらちょっと怖いかな」と厳しい分析が続いた。
「新人研修で指導役を任されている立場としては、少し名前が売れたぐらいで局を辞めて、フリーに転身する女子アナをあまり良くは思っていないのかもしれません。特に大手芸能プロダクションに所属し、アナウンサーというよりはタレント色が強い宇垣についてはそういった気持ちが強いようですね。また、アナウンス技術がしっかり身についていればよかったのですが、宇垣はアナウンサーとしての技量が高いことよりも、ビジュアルの良さやキャラクターによって人気を獲得、今の成功はあり得なかったように思えます。現に、番組MCの今田耕司も宇垣について『アナウンスもうまくないんですよ、進行とか。一緒にやったんですけど、間も悪い。アイコンタクトもできないし』と言いたい放題でした。そのため、吉川としてはせめてアナウンサーを極めてからマルチに活躍してほしいという思いがあり、厳しい評価となったのでしょう」(エンタメ誌ライター)
8月9日に配信された「Yahoo!ニュース」のインタビューでは「SNSのエゴサーチはしません。知らない人が無料で何か書いていても、『便所の落書き』としか思わないんですよ」と話していた宇垣だが、この先輩からの“激励”はしっかりと受けとってほしいものだ。
(田中康)