8月30日に黒木華主演のドラマ「凪のお暇」(TBS系)の第7話が放送され、平均視聴率10.8%と過去最高視聴率を記録。中でもラストシーンでヒロイン凪(黒木)の前で泣きじゃくる高橋一生演じる我聞慎二に感動コメントが寄せられている。
「このドラマは空気を読み、気を遣い過ぎるOL・凪(黒木)が会社を辞め、心機一転。人生をリセットして再スタートを切る物語。今回のラストシーン、元彼・慎二の家に預けたままになっていた大切なぬか床を取りに来た凪に『大好きだった』『幸せにしてやりたかった』と言って泣きじゃくる慎二(高橋)の姿を観た視聴者は、大興奮。ネットでは『いつもの号泣じゃない!!可愛すぎるぅぅぅ!!』『慎二が泣くと、視聴者も泣いちゃうから!!!』『やっと!やっと素直になれた慎二と一緒に号泣。凪のお暇のMVPは我聞慎二だな!!!』と言ったコメントが躍りました」(テレビ誌ライター)
以前からこのドラマでは、高橋演じる慎二の“人目をはばからない号泣ぶり”に注目が集まっていた。しかし今回の涙は少し違う。
「付き合っていた当時は、ツンデレのモラハラ彼氏。別れた後も、凪の前に出ると思っている事とは真逆の暴言を吐き平手打ちを食らうなど痛い目に会い、人目をはばからずに号叫していました。ところが今回は凪の前で素直になり、やっと自分の気持ちを伝えることができた。これまでは中村倫也演じる凪の隣人・ゴンに視聴者の人気も集まっていましたが、今回の泣きの演技で高橋演じる慎二の人気もうなぎのぼりです」(女性誌記者)
しかし、この涙で人気を爆上げしたのは慎二だけではない。高橋一生自身の人気アップにも大いに貢献していると、前出の女性誌記者は話す。
「実は高橋は、4月期にドラマ『東京独身男子』(テレビ朝日系)に出演。斎藤工、滝藤賢一と“あえて結婚しない男子(AK男子)”役を演じましたが、これが不人気。始まる前の期待値が高かったために『高橋一生、終わった説』まで流れ出す始末。今回の慎二役で、一生人気のV字回復も間違いなさそうです」
俳優としての底力を見せつけてくれたようだ。
(窪田史朗)