3月8日、ビデオリサーチが15年の年間テレビCM出稿動向調査の結果を発表した。タレント別のCM量では俳優の濱田岳が初めてトップを獲得。関東地区では前年度431位、関西地区では441位、名古屋地区では384位からの1位獲得という驚きの大躍進だ。
「濱田が1位を獲得したのはauの“三太郎シリーズ”のおかげです。濱田が“金太郎”にキャスティングされたのは、誰からも愛される演技派だから。濱田は9歳で現事務所にスカウトされ、翌年にはドラマ『ひとりぼっちの君に』(TBS系)で、ダウンタウンの浜田雅功が演じる主人公と同居を始める少年としてデビューしました」(テレビ誌記者)
以来、中学、高校と熱中していたラグビーを辞め、忙しくなった役者の仕事を優先することを決めて高校を中退している。
「演技派俳優にありがちな気難しさは一切なく、優しくて真面目でつい応援したくなる男です。07年放送のドラマ『プロポーズ大作戦』(フジテレビ系)で共演していた長澤まさみは、濱田を役名で呼び捨てにし、飲み物を買いに行かせていましたが、文句の1つも言わなかった。11年には10学年上で身長は19センチ高いモデルの小泉深雪とデキ婚して、現在4歳になる娘の父親の顔も持っていますから、27歳とは思えないほどの落ち着きもある。今以上にブレイクしてほしい役者ですし、できると思っています」(映画製作スタッフ)
ブレイクしても叩かれずに応援される濱田の今後に期待したい。