女優・波瑠が主演するドラマ「G線上のあなたと私」(TBS系)が、10月15日からスタート。初回の平均視聴率は7.8%と低調ながら、原作は2017年に放送され話題を呼んだドラマ「あなたのことはそれほど」と同じ恋愛マンガの名手いくえみ綾氏の原作、そして再び波瑠の主演とあって早くも注目が集まっている。
「このドラマは寿退社間近に婚約破棄され、仕事も結婚も失った主人公・小暮也映子(波瑠)が、ある日たまたま聞いた『G線上のアリア』の生演奏をきっかけに大人のバイオリン教室に通い始め、そこで知り合った大学生・理人(中川大志)、主婦・幸恵(松下由樹)の3人がバイオリン教室を舞台に織りなす恋と友情の物語。2017年に放送された人気ドラマ『あなそれ』のスタッフが再結集。ヒットの予感は十分です」(女性誌記者)
ヒロインの也映子を演じるにあたり、波瑠は「婚約破棄にあって悲劇のヒロインになってもおかしくないのに、お腹がすいたら食べて、眠くなったら寝るという姿がリアルで、これから愛していけそうなキャラクター」とコメント。
「前作『あなそれ』でヒロイン・渡辺美都を演じた際は、初恋の相手と泥沼の“ゲス不貞”に陥り、バッシングを受けました。波瑠自身もヒロインに全く共感できず苦しんだだけに、今回の役は本人も気に入っているようです」(前出・女性誌記者)
しかし初回に、也映子(波瑠)がほのかに恋心を抱く大学生・理人(中川)の兄・侑人役で鈴木伸之が登場すると、ネットでは早くも「波瑠に鈴木伸之の不貞コンビ」「この枠だと、やっぱりあなそれに繋げてしまうw」というコメントが躍った。
「前作『あなそれ』で鈴木が演じた有島光軌は、波瑠演じる美都の中学時代の同級生。偶然再会したことから泥沼に陥るまさに運命の人。しかも今回、鈴木が演じる侑人は、別の女性が妊娠したことから婚約者を捨てるクズ男役。ネットでも『“あなそれ”思い出す。まさかとは思うが』『この後の展開はドロドロ!?』といった声が寄せられています。今後二人の間に何が起きるかわかりませんよ」(テレビ誌ライター)
初回では、そんな兄・侑人(鈴木)を弟・理人(中川)が殴りつけるシーンも登場。バイオリン教室で織りなす恋と友情の物語よりも、こっちの方が気になって仕方がない!?
(窪田史朗)