4本のバラエティ番組でMCを務めている中居正広に、レギュラー番組消滅の危機が迫っているという。10月11日付の「日刊ゲンダイDIGITAL」では、今春にスタートした「中居正広のニュースな会」(テレビ朝日系)と「新・日本男児と中居」(日本テレビ系)に番組終了の情報が駆け巡っていると報じている。
同サイトによると昨年10月にスタートした「中居くん決めて!」(TBS系)についても継続を危ぶむ話があるとのこと。そうなると残るは「中居正広の金曜日のスマイルたちへ」(同)だけだが、そんな中居を巡る状況について、業界関係者が指摘する。
「16年末にSMAPが解散した当初、ジャニーズ事務所に残った二人のうち仕事に行き詰まるのは、役者としての岐路に立たされている木村拓哉のほうであり、MCの仕事が安定している中居は安泰だと言われていました。ところが3年弱が経ち、ここにきて行き詰まっているのは中居のほうだから驚きです。木村はこの10月期もドラマ『グランメゾン東京』(TBS系)で主役を務め、番宣では情報番組などに多数出演。その活躍の背後には、ジャニーズ事務所による熱心な営業が貢献しているようです」
ドラマで活躍する木村に対し、中居のほうはジャニーズ事務所を辞める方向で動いていたとされており、事務所側から冷遇されても不思議ではない。そんな状況でいま、中居はある決断に向かって動いているというのである。
「中居を巡っては、ジャニーズ事務所から独立した『新しい地図』に合流するとの見方が支配的でしたが、ここにきて新しい噂が出てきています。中居にはもはや芸能界での仕事に意欲がなく、ジャニーズ事務所を退所したうえで芸能界からも引退するのではというもの。実現すれば業界激震は確実ですが、もともと責任感の強い男ですからテレビ局などに迷惑が掛からないよう、周囲の環境を整えてから発表するつもりだと噂されています」(前出・業界関係者)
来年の東京五輪でキャスターを熱望していたにも関わらず、どの局からもお声の掛からなかった中居。もしかしたら五輪期間中は、一人の観客として楽しもうと決めているのかもしれない。
(浦山信一)