俳優の草なぎ剛が主演する映画「ミッドナイトスワン」で、トランスジェンダー役を演じることが10月30日明らかになり、早くも「つよぽん!そう来たか!!」「楽しみすぎる!ツヨチ、進化が止まらないなあ~」といった興奮するコメントがファンから寄せられている。
「この映画で、草なぎ演じるダンサーの凪沙は性と葛藤する中、親から愛を注がれることなく生きて来た少女・一果と出会い、暮らすことで“母性”が目覚めてくる切なくも悲しい物語。草なぎ自身も『台本を読んだ時、とても感動して涙が止まらなかった』『今までで一番大挑戦の役』と意気込みを口にしています」(映画誌ライター)
この作品は、山田孝之主演のNetflixオリジナルドラマ「全裸監督」を手掛けた内田英治監督の完全オリジナル脚本。内田監督は31日にツイッターで「リスクも多く、日本では着地がなかなか難しいオリジナル脚本を、草なぎさんが勇気をもってやってくれているわけですが、その芝居が言葉にできないくらい素晴らしい。心打たれる毎日です」と呟いている。
しかし、期待感とは裏腹に10月下旬から東京や関東近県でロケがスタートしていることが明らかになると、ファンの間ではあることを心配する声も。
「11月27日、28日に『草なぎ剛のはっぴょう会』と題したライブが行われ、奥田民生や斉藤和義、田島貴男といったアーティストと共演してギターの腕前を披露します。11月下旬まで映画の撮影が続くため、練習に支障をきたすのではないかという声も上がっているのです」(女性誌記者)
その一方で、長年応援して来たファンからは「はっぴょうかいでいっぱいいっぱいと見せかけて、同時に映画撮影してるなんて。SMAPで培った精神力半端ない」「SMAP時代の殺人的なスケジュールをこなして来た つよぽんなら、全然OKか」といった声も。どちらにせよ、草なぎにとって11月は試練の月となりそうだ。
さらに今年9月に期間限定で公開された映画「台風家族」を引き合いに出し、攻め過ぎの企画内容を不安視する声もある。
「映画『台風家族』は、新井浩文被告の不祥事であわやお蔵入りの憂き目にも遭いました。今回のトランスジェンダーの擬似親子の物語も、多様化する現代社会に一石投じる問題作だけに賛否両論を呼びそうですね」(夕刊紙デスク)
SMAP解散以来、攻めすぎの草なぎ剛。ファンの不安も致し方なしか!?
(窪田史朗)