嵐が11月7日放送の「VS嵐」(フジテレビ系)に出演し、事前に“重大発表”と銘打っていた告知は相葉雅紀の同局「FNS歌謡祭」の司会抜擢だったことを明らかにした。
同日の「VS嵐」番組表ラテ欄には“嵐から重大発表”との物々しいコピーが打たれていたことから、ファンを始め、SNSでは嵐メンバーの引退説や結婚説などを推察する声まで上がっていたが、蓋を開けてみれば相葉の初の「FNS歌謡祭」司会の就任という平和な発表に終わっていた。
「はっきり言って“拍子抜け”だとするファンも多かったでしょう。というのも嵐は2020年限りでの活動休止を決めており、一部からは“事実上の解散”とまで心配されていますから、年の瀬に『嵐から重大発表』と謳われれば多くの方が過剰な憶測を懸念してしまうのも無理はありません。ネットでは今回の大袈裟な相葉の司会抜擢の発表に対して『全く重大ではない』『最近重大発表が全く重大じゃないものが多すぎる』『しょうもなすぎてガッカリした』『これだからテレビは視聴者から信頼されない』との批判が大量に集まり、ひいては相葉の司会の能力についても『滑舌も悪いし、声量もないやつが司会をするんだ…』『相葉は声が全くMC向きではない』『嵐の中でも特に司会に向いてない人』といった厳しい反応が出ています。司会抜擢の告知に高いハードルを設けてしまったが為に、その怒りと失望が相葉に降りかかってしまった格好ですね」(テレビ誌ライター)
昨年末にも人気デュオのゆずが“重大な発表があります”などと煽り、ファンの不安を駆り立てるも、結果は弾き語りツアー開催の発表だったというオチが物議を醸していた。
番組での告知であれば、視聴率の向上や注目度のアップを図る際に時として有効な手段ではあるが、“重大発表”の連発によるインフレ化はファンの信頼を損ない、いずれ自分たちの首を締める結果に繋がりかねない愚策とも考えられるが果たして…?
(木村慎吾)